一日一言
意到りて筆随(した)う
感興(かんきょう)のままに筆が進み、思った
事がすらすらと詩歌や文書になると言う意味
で、文章の上手なことのたとえに用いる。
★夏目漱石の小説は、まさに意到りて筆随う
が如く面白い。
類語:春渚紀聞(しゅんしょきぶん)
8月より咲いている花「鶏頭」
開花時期は、 8/10頃~12/10頃。
・熱帯アジアなどの原産。日本には万葉時代
にはすでに渡来していた”古株”。
・花が鶏の鶏冠(とさか)状に見えるので
この名前になった。
英語でも「cocks-comb」(鶏のとさか)なので
この花に対するイメージは世界共通なのかも。
・花が丸くなって咲くものや、槍のように
とがるものなど、いろいろある。
・昔は草染めの原料として利用された。
・別名 「鶏冠花」(けいかんか)、
「韓藍」(からあい)。
・8月19日の誕生花(鶏冠鶏頭)
9月3日の誕生花(槍鶏頭)
・花言葉は「おしゃれ」(鶏冠鶏頭)
「個性」(槍鶏頭)
・「わが屋戸に 韓藍蒔(ま)き生(おほ)し
枯れぬれど
懲りずてまたも 蒔かむとそ思ふ」
山部赤人 万葉集
「秋風の 吹きのこしてや 鶏頭花」
与謝蕪村
(季節の花300より)