見て歩記

暮しの中で心に留まったこと、なんでもかんでも。

切り取ればアート

2021-07-11 20:15:25 | 想い


太い幹の根元に腰を下ろして、
その木の枝の隙間を通して、青空が見たい。
時たま、風が流れてきて、
隣席永久欠番の現実を囁いていくだろう。

今はもう叶わぬ願望だから、
繋がる過去は削いで、削いで、
その残骸で空席を埋める。
見た目すっきりの数葉に、
知らんぷりの感情を載せて、
アートだと胡麻化して過ごしていたりするが、















小さな発見を共有した時空は、
私ひとりの思い出でしかなくて、淋しい。

もうすぐ、
友人は半年の他界…を生きる。

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