今年度は町内会役員の「組長」が回って来ていて、
何かと忙しくしている。
月初めの所用が片付いたので、今のうちにと
田舎に梅の生り具合を確認に出向いた。
途中で、
「えっ、今の鳥、何?」
大きな姿で一羽、田んぼの畔を歩いていた。
頭の回転が、
よく見かける「アオサギ」とは違う羽の色を思い出させて、
だいぶ通り過ぎていたのに、Uターンを命令。
もう、飛び去ったかな?と、焦る気持ちで引き返して、正解。
なんと、まだ悠々と長い足でゆっくり歩いていた。
尾が鶴に似て黒く、一瞬鶴かと思いながら、カメラを向ける。
何枚か撮って、距離が遠くなったので諦めたが、
帰宅して撮影分をゆっくりみると、
どうも新聞記事で以前に見かけたことのある、「コウノトリ」のようである。
足環がみえる。
放鳥元はわからないが、どこかから放鳥された鳥だろう。
相棒が、
明日、動物園にでも行って、放鳥元を調べてもらうか?と言うが、
私は、そこまでしなくても、
元気に成長していれば、いいんじゃない?という感じでいる。
それにしても、
飛び立つ姿が撮れなくて、残念だったなぁ。
ネットでは、
青森から鹿児島までの日本で、
現在の野外コウノトリは140羽位とあったから、
見かけられたのはかなりの幸運かな?と思う。
↓ うまく、カエルをゲットしたみたい。
↓ 目が結構、怖く思える。
↓ 満得寺の方向へ歩いて行き、望遠も難しくなってきた。 又ね。
2020年6月8日、13:46~13:51 安芸高田市向原長田地区での出合。
コウノトリには、足環が付けられています。
そして、足環カタログというものがあります。
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/downloads/ind_identif.pdf
写真のコウノトリは、左足が上から黄色・青色、
右足が上から黄色・黒色(に見えますが、汚れが激しいので緑色かもしれません)。
福井県のハードリリースした、j0205が左足が黄色・黒色で、右足が黄色・青色・・・。左右反対なんですよね・・・。
2019年に雲南市で生まれたj0233は、左足が黄色・青色。右足が黄色・緑色ですので、この個体の可能性が高そうです。
カタログの中に左足が黄色・青色、右足が黄色・黒色の個体が見当たらないので・・・。
見直したところ、
豊岡市伊豆巣塔生まれのj0133の足環が、
左足が黄色・青色で、右足が黄色・黒色なので、
この個体で間違いないように思います。
コメント有難うございました。
ご親切にいろいろ教えて下さり、大変嬉しく思っております。
鳥の姿を撮るだけのことから、さらに深く興味を抱くことに繋がりました。
遠くで生れた個体が、私の視界に入ったことは、
鳥ならではのことでしょうし、
元気で成長を続けていてくれたおかげでもありますよね。
更によくわかる足環の画像を投稿してみましたので、ご確認願います。
お葉書をいただき、ありがとうございました。
ブログ拝見いたしました。素敵な写真と文章で感激しました。
確かにJ0133♀ですね。
お知り合いの方より、当会を紹介していただいたとのこと、嬉しいです。
当会では、参加型コウノトリモニタリングシステム「コウノトリ市民科学」に取り組んでおります。
お時間のあります時にご覧になってくださると、嬉しいです。
「データ公開」から「個体検索」でJ01334を選んでいただくと、足どりがわかります。
できましたら、調査員登録をしていただけると有難いです。よろしくお願いいたします。
ご丁寧にコメントを入れて下さり、有難うございました。
貴会の取り組みを知って、
この先は折に触れ、サイト訪問をと思っております。
日本のあちこちにあの大きな鳥が普通にみられるようになれば、
嬉しいことですよね。
さて、調査員登録への勧誘ですが、
今回、コウノトリと私はたまたまの出合で、
一連の動きも多分今回限りのことです。
無論、再びの情報を得ることがあったなら、
貴会にお知らせ致すことを憚るものではありませんが、
調査員登録はお断り申し上げます。悪しからず!
貴会の存続とご繁栄、その中心にいるコウノトリの大いなる繁殖は、
今回のご縁により応援してまいります。
いろいろお世話さまになりました。