以下、3枚の画像は、蟻地獄の住居です。
小さい頃には、何度か見ていますが、
小学生高学年位から以後は、
多分一度も見た記憶がありません。
行動半径が交わらない範囲で暮らしていたか、
彼らはもはや関心の外だったからでしょうか。
懐かしい気がしました。
細い木の枝か何かで穿って、
その住人を見てみたい気も覚えましたが、
辛うじて、その集落を画像に収めるだけにしました。
私も大人になったなあー(成りすぎている? 笑 )。
そうも思えるのですが、
眺めて終わった訳は、この中には、
虱のおやだまのような、
あまり好きにはなれない容貌の生き物がいる筈だからです。
住人は、ウスバカゲロウの幼虫で、体長約1cm。
鎌状の大アゴを持ったヤカラで、
このすり鉢状の巣穴の底に潜んで、
通りがかって不幸にも落ちた蟻などを採食するという、
タナボタ式採餌に知恵を持っているんです。
この罠をしかける根性が、
容貌以上にどうも好きになれませんが、
特性に
後退はするが、前進出来ないことがあって、
多少の興味は持てますね。
驚くことは、
あなた任せの横着な餌の摂り方ですから、
ままならず、
3ヶ月もの絶食に耐えた幼虫もいるとか、
熱心な観察者と合わせて、「へぇー」の感想でいます。
↓ 気を取り直してのおまけ画像UP。
6月、梅雨にも入りましたので、定番のアジサイをご近所の庭から。
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