今日6月25日は多くの大企業で株主総会が開催されましたが、コロナ禍で出席人数を限定してのWEB総会も多かったようです。
まだ株主の質問を歓迎する総会であればいいのですが、議案を会社側でスピーディに議決したいために、総会が形骸化している印象もぬぐえないような企業もあります。
そのような企業は闇が解明されず、後々粉飾経理が発覚して不祥事を起こしたりするものです。
総会は出席した株主に経営の審判を仰ぐものであり、常に透明性であり、開かれたものでなければなりません。
経営は山あり、谷ありが普通ですので、株主にわかりやすく事業の経過説明をしなければ経営陣の信頼感は得られません。
株主は企業価値を高めてくれることを期待して企業へ投資しますので、もし株主を偽ったら株主代表訴訟を起こされても仕方がありません。
しかし、それ以前に経営者として株主の信頼を裏切ることになりますから当然、経営者として失格だと認識しなければならないのです。
直近では関西の公益法人で起きた事件のニュースがありましたが、中小企業としても長期政権だからこそ、総会においても常に襟を正す姿勢が必要だと痛感する次第です。
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