鈍いなまくら刀で社会を斬る!

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Jリーグはサッカービジネスをちゃんとしましょう〜移籍編〜

2019年01月05日 18時32分03秒 | サッカー
Jリーグのゼロ円移籍は何とかならないですかね。

契約が切れた選手をゼロ円で獲得するという、この風習は確実に悪習です。
海外でも当然ありますが、日本は多すぎる。

サッカー選手を金で買うというのは当たり前です。
ヨーロッパのように、度が過ぎると困ったものですが
日本ではそんな事にはならないと思います。

というか、むしろそうなったら拍手ものです(苦笑)。
絶対にそんな事態にはならないから、やる前から心配しなくて良いです。

強く潤沢な資金を持つチームは違約金を払ってでも欲しい選手を獲得する。
弱小チームは、それを目当てに育成に力をいれる。

これをやることでサッカーに真剣さが生まれます。
ビジネス、仕事としてサッカーをやっているんだということを選手とフロントが
意識するようになります。
ほんと、Jリーグの試合のたるんだ、ユルい感じを何とかしたい。

地域密着の旗印を掲げていることで、何かビジネス臭を消そうとしていますが
変な話です。Jリーグはビジネスであるということを、もっと表に出して、
金儲けも必要だということを示さないといけません。

金儲け出来なきゃ潰れるんですよ。倒産ですよ。

海外移籍の度に、スタジアムでさよならセレモニーやるのも辞めたほうが良いです。
これもビジネス臭を消そうと躍起になっている感が強い。
というか、海外移籍にも移籍金(契約違約金)をちゃんととらないとダメですよ。

有望な選手は3億円とかに設定しておいて、交渉の末、1億円で決着とかで十分です。
日本の選手は「夢」をレバレッジにタダで海外移籍というのも悪習の1つですね。

Jリーグの各チームの経営陣と公益財団法人としてのJリーグも、
海外のサッカービジネスをもっと勉強するべきです。
プロ野球(NPB)を見習ったらダメ。

グローバル化しているマーケットを見ましょう。

スタジアム編に続く

改革者がエスタブリッシュメントになる瞬間

2019年01月05日 00時59分48秒 | ビジネス
改革者がエスタブリッシュメントになる瞬間があります。

ソフトバンクは、通信の改革者としてマーケットに乗り込みました。
ゼロ円のADSLモデムの配布や、ボーダフォンの買収をし、既得権益をぶっ壊すという
イメージでスタートしましたが、今は3社で事実上の談合状態で
エスタブリッシュメントになりました。
LINEモバイルも買って、次は楽天モバイル潰しを頑張るんでしょう。

ユニクロは、服飾業界の改革者としてSPAという垂直統合のモデルで
殴り込みをしましたが、今はエスタブリッシュメントとして、ZOZOを
叩き潰そうとやっきです。

Google、Amazon、facebook、Appleも完全にエスタブリッシュメント化完了です。

そして今回の箱根駅伝。

その瞬間が見られました。
青山学院は、駅伝の改革者として大学の陸上界で着実に実績を積んできました。
しかし他校も同じような事をやり始め、青山学院はエスタブリッシュメント化しました。
そして4区で守りに入った采配で負けました。

改革者が改革者のままで終わる、ということは改革に失敗したということです。
逆に改革者がエスタブリッシュメントになるということは改革に成功したという
ことでもあります。

人間は誰しも成功したいです。
成功して得た既得権益を守りたいのです。
いつか改革の向こう側、エスタブリッシュメントに行きたいのです。

にんげんだもの