ブルートレイン３車両をつくる １５３

　北朝鮮とロシアの首脳会談が極東で行われるそうな、気になるのが北朝鮮の「お召」列車。　世紀が変わり東側諸国も製鋼技術の精度がよくなり、外販に補強のリブが少なくなりました。　そして機関車の後ろの電源車、マヤ２０に似てます。　１号編成に似ています、　戦線の１号編成は軍高官の乗車の関係で７両編成でしたが、昭和３０年代に１号御料車が新造され５両編成になり、電源も確保のため供奉車が改造されました。　当時の２０系客車と同じ方式になりました。

　ロシアの機関車に牽引されて北上する列車を見てると、機関車の次が電源車。　雑誌で見ましたが台湾か韓国か忘れましたが、客車の空調の電源をフラットカーに発電機を載せて賄ってましたが、一国の元首の乗車する列車は違います。　車両の規格は欧州と同じでしょう。　集中電源式で、欧州の客車の冷房の電源はガソリンの発電機でした。　暖房は各国の機関車から供給される電圧に対応してます。　蒸気暖房は備えてる車両があります。　３０年近く前になりますが、ウィーンからローマに向かう夜行列車で、自分が乗った寝台車の後ろの簡易寝台車が出火し高速新線で消火作業をしたことがありました。　欧州も固定編成の車両があって、フランス国鉄の「ミストラル」の客車やイタリア国鉄のＴＥＥの客車が電源車方式でした。

　放送を見てると後ろの方にロシアの車輛がつながってます。　冷房はともかく暖房は北朝鮮側の電源車から供給されるのか、１２系客車のように蒸気暖房と電機暖房の引きとおしが北朝鮮側の車輛にあるのか、興味があります。

　本日発売分です。　黄昏のブルートレイン、関西は深夜の通貨でした。