模型を本格的に始めた昭和40年代の末、気動車はキハ82系列以外は関心がなく、キハ58については「東海道線を煤まみれで走ってる」と思ってました。 キハ82は先頭車の屋根のクーラーの配置で初期型と増備型の違いがあるのは知ってました。 当時のカツミの製品は初期型でした。
その頃、鉄道模型趣味を読み始め「赤坂鉄道」の記事で今は亡き「赤坂プリンスホテル」や「コモエスタ赤坂」から「赤坂」の印象が「鉄道模型が趣味の料亭の主人」に変わりました。 余談はともかく当時の鉄道模型趣味の記事で気動車の製作記事でキハ50をスクラッチビルドで作られた方がいました。 後にお目にかかることができましたが、実車は22mで使いにくかったらしくキハユニ17に改造されました。 当時のカツミのカタログで新潟地震でキハユニ172が被災しキハユニ18が改造されたとありました。 「喜劇初詣列車」で地震でフーテンになり更生する青年が描かれてます。 Nゲージのキハユニ26と比べてエンドウのキハユニ18は「変な形してるな」と思ってました。 モーターの収容で幅が広くなったのを知ったのはずっと後のことです。
そのキハ50をぎりぎりまで寸法を詰めて21300mmにしたのが気動車の標準寸法になりました。
画像はキハ80の床板です。 今や貴重なEN22を使って動力化します。 今月もおしまい、寒くなってきました。