とら箱

後期高齢者で元気な父と暮らしてます。 自分も還暦を迎えました

プリンスR380

2023-06-06 18:00:00 | 日記


 ポルシェを制したプリンスR380、プリンス自動車の最後の栄華でした。 座間で展示があるのを知ってたので仕事の帰りに見に行きました。

 故桜井眞一郎氏は父の世代の人、戦中の理系の学生は軍需産業の技術者の卵でした。 父も航空機の技術者を目指してましたが長崎の原爆投下と敗戦と病気で断念してます。 父は仕事で日産自動車と縁ができて桜井氏最後のスカイラインに乗ってました、ほとんど自分が母を買い物に連れていくのに使ってましたが。

 一時期、メルクリンのデジタル制御に手を出したことがありましたが、既存のM式の線路では抵抗値が高く、線路そのものを全て交換しなければならなくなり見切ったこともあります。 また京浜急行で「ドレミファ」と言われてる制御装置もシーメンス製でした。 最初にこの音を聞いたときは「サイリスタの段階制御」と思ってましたが、主電動機にブラシレスでもストレスがかかると思ってましたが、後に三菱電機(株)のインバーターに交換されたのを見て「やっぱり」と思いました。 子供の時にメルクリンのカタログを読むのに辞書をみたりお菓子をはじめ親しみがありますが、技術力は多人種のアメリカのほうが勝ってると思います。 

 ポルシェに勝ったR380は樹脂製でなくアルミ合金でした。桜井氏も飛行機をやりたかったのかもしれません。 2013年にレストアされいつまでも大切に保存されることでしょう。
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