関内の教育事務所主催の「社会教育団体指導者コース」の研修会に参加してきました。
テーマは、
「こどもの人権について考えよう ~子どもの心の声を聴いていますか~」
講師は、
「カリヨン子どもセンター理事長・弁護士 坪井 節子 氏」
坪井さんは、弁護士という職業を通じて「子ども達の悩みを聞き、犯罪から救い、自立の道を示す」活動を進める中で、
「子どもと大人は、対等かつ全面的なパートナーである」
ということを強く学んだというお話を、ご自身の子育ての話まじえながらお話をして下さいました。
また、
「家庭での親子関係がこじれて、あるいは虐待されて、安全に暮せない子どもいます。
児童保護施設を出て、自立したものの、困難に直面し帰る場所を失ってしまった子どもがいます。
少年犯罪を起こし、引き受ける大人がいないために、やむを得ず少年院に送られる子どもがいます」
そんな「今すぐ助けてほしい! 今晩一晩だけでもいいから泊まるところがほしい!」という子ども達が緊急に非難できるシェルター「カリヨン子どもの家」をつくり、活動をされています。
弁護士会や人権救済センター、児童相談所など多くの機関や団体と連携しながら、子どもの人権救済のために飛び回っていらっしゃる様子も、ご自身の体験を通して話してくださいました。
どのお話も、心を打たれ目の奥がじ~~んと来る場面も・・・。
でも、私が一番「はっ!」として、「ほっ~!」と思ったことは、
こんな言葉でした。
苦しんでいる子ども達が求めているのは、
「自分の話を一生懸命に聞いてくれる大人」
「立ち上がろうとする子どもに、助言はするが指導はしない大人」
「いっしょに悩み、苦しみ、生きていってくれる大人」
なのだと・・・。
この言葉に、「はっ!」とした私・・・。
「子ども人権110番」の電話当番の時に、勇気を出して電話をかけてきてきれた子ども達に、「大人だから、何か解決して上げなければいけないだろう」
「大人という上から目線で、子どもの話を聞いて助言している」
という自分がいたことを、恥かしくなりました・・・。
「まず、子ども達の話をじっくり聞き、その子の気持ちを共感し、どうしたらいいかをいっしょに考えてみる」
そんな気持ちで子ども達の電話を受けなければならないのだと、改めて思いました。
昨年から「子ども人権委員」としての活動をしていますが、
「私でいいのだろうか・・・」
「私の少しの体験なんかからは、答えが出せない」
「こんな一般的な励ましで終るのは・・・」
と、自分の技量のなさに自信を失いかけていたときでもありましたから、今日の坪井さんのお話で、少しだけ「ほっ~」としました。
「生まれてきて良かったね。ありのままのあなたでいい」
「ひとりぼっちじゃないんだよ」
「あなたの人生は、あなたしか歩けない。あなたが歩いていい」
こんな風に、子ども達に接することが、自然に「子どもの人権」を守ることになるのだと思います。
いつも、子ども達と「いっしょ」という思いで、子ども達の心に寄り添って、これからの「人権擁護委員」の活動を続けて行きたいと思っています。
テーマは、
「こどもの人権について考えよう ~子どもの心の声を聴いていますか~」
講師は、
「カリヨン子どもセンター理事長・弁護士 坪井 節子 氏」
坪井さんは、弁護士という職業を通じて「子ども達の悩みを聞き、犯罪から救い、自立の道を示す」活動を進める中で、
「子どもと大人は、対等かつ全面的なパートナーである」
ということを強く学んだというお話を、ご自身の子育ての話まじえながらお話をして下さいました。
また、
「家庭での親子関係がこじれて、あるいは虐待されて、安全に暮せない子どもいます。
児童保護施設を出て、自立したものの、困難に直面し帰る場所を失ってしまった子どもがいます。
少年犯罪を起こし、引き受ける大人がいないために、やむを得ず少年院に送られる子どもがいます」
そんな「今すぐ助けてほしい! 今晩一晩だけでもいいから泊まるところがほしい!」という子ども達が緊急に非難できるシェルター「カリヨン子どもの家」をつくり、活動をされています。
弁護士会や人権救済センター、児童相談所など多くの機関や団体と連携しながら、子どもの人権救済のために飛び回っていらっしゃる様子も、ご自身の体験を通して話してくださいました。
どのお話も、心を打たれ目の奥がじ~~んと来る場面も・・・。
でも、私が一番「はっ!」として、「ほっ~!」と思ったことは、
こんな言葉でした。
苦しんでいる子ども達が求めているのは、
「自分の話を一生懸命に聞いてくれる大人」
「立ち上がろうとする子どもに、助言はするが指導はしない大人」
「いっしょに悩み、苦しみ、生きていってくれる大人」
なのだと・・・。
この言葉に、「はっ!」とした私・・・。
「子ども人権110番」の電話当番の時に、勇気を出して電話をかけてきてきれた子ども達に、「大人だから、何か解決して上げなければいけないだろう」
「大人という上から目線で、子どもの話を聞いて助言している」
という自分がいたことを、恥かしくなりました・・・。
「まず、子ども達の話をじっくり聞き、その子の気持ちを共感し、どうしたらいいかをいっしょに考えてみる」
そんな気持ちで子ども達の電話を受けなければならないのだと、改めて思いました。
昨年から「子ども人権委員」としての活動をしていますが、
「私でいいのだろうか・・・」
「私の少しの体験なんかからは、答えが出せない」
「こんな一般的な励ましで終るのは・・・」
と、自分の技量のなさに自信を失いかけていたときでもありましたから、今日の坪井さんのお話で、少しだけ「ほっ~」としました。
「生まれてきて良かったね。ありのままのあなたでいい」
「ひとりぼっちじゃないんだよ」
「あなたの人生は、あなたしか歩けない。あなたが歩いていい」
こんな風に、子ども達に接することが、自然に「子どもの人権」を守ることになるのだと思います。
いつも、子ども達と「いっしょ」という思いで、子ども達の心に寄り添って、これからの「人権擁護委員」の活動を続けて行きたいと思っています。