あらそれ素敵。こっちのほうがいいわよ...絵はがきに群がるマダムたち。まるで餌場。その中でもみくちゃになりながら、ヤン・ブリューゲルの『火』ほか数枚を選んで、絵はがき売場から逃げるようにして離れた。個人的にはブリューゲルのような細々したものや、オランダ風俗画の光と影がある絵が好みらしい。展覧会のフライヤーに載っている有名な作品を見るよりも、今まで知らなかった自分好みの作品を、展覧会場で見つけたときの喜びの方が大きいような気がする。
国立西洋美術館で開催中のルーブル美術館展。
国立西洋美術館で開催中のルーブル美術館展。