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紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

黒茶碗

2008年02月28日 | 美術館・博物館
二子玉川駅から歩く。車の通りが激しい細い道を十数分。やがて閑静な住宅地になる。とても都内とは思えないほど静かな場所まで来た。ここは小さな森に囲まれた静嘉堂文庫美術館。
器の中に宇宙が見えると謳われた曜変天目。黒茶碗の内側には青い斑紋が妖しく揺らめいている。
今回、この国宝 曜変天目茶碗を見るために二子玉川まで遠征しました。展示室入口付近に何気なく展示されています。曜変天目だけではなく、唐物茶碗や高麗茶碗、そして国焼茶碗(樂茶碗など)が展示されていました。
味わいある土の表情が見事な井戸茶碗。このような茶碗で茶を点てたらどんなにか...。数百年前に焼かれた茶碗がいまここにあるということ、それ自体が大きな驚きであります。

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