紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

DUNE デューン 砂の惑星

2021年10月19日 | 写真・映画・音楽
映画の予告編でも全く見なかった『DUNE デューン 砂の惑星』。007のIMAX枠がこれにすり替わっているので、どんな映画なのやら...。猿の惑星の仲間かと思ってましたが、このDUNEはかなり昔のSF小説が原作とのこと。デビッド・リンチ監督によって映画化はされましたが、今回は『ブレードランナー2049』のドゥニ・ビルヌーブ監督が、新たに映画化したものだそうです。やはりSF作品は映画館の巨大スクリーンで観たら楽しさ倍増ですよね。
時は10191年、宇宙帝国皇帝から砂の惑星DUNEへの移住を命令されたアトレイデス家。そこの住環境が整っているかと思ったら、オンボロ施設ばかり残してトンズラしたハルコンネン家。実は宇宙支配を目論むハルコンネン男爵。その陰謀に巻き込まれたアトレイデス家の後継者、ポールの運命や如何に。
ポールの端整な顔立ちとそのスラリとしたお姿。ハルコンネン男爵のブクブクと肥え太った容姿と対極を為すよう。でもそんな百貫でも、ふわふわ宙に浮くという特技?を持っています。キンキラキンの近未来的描写はあまりなく、なぜか中世ヨーロッパ的な雰囲気が醸し出されている映画だと思いました。羽をバタバタさせて飛ぶ飛行艇みたいなものは、ラピュタかナウシカを連想されるデザイン。超巨大な宇宙船が戦闘に参加しているのに、最終的には肉弾戦ってのはアリなのかナシなのか...。
ヨルダンで撮影された「はるか遠くの向こうの彼方」まで広がる砂漠の情景は美しく、そこに潜むバカでかい砂虫(サンドワーム)に追いかけられる恐怖は、IMAXのスクリーンで堪能してみたいもの。映画に欠かせないのが劇中に流れる音楽。これは007と同じハンス・ジマーが担当しています。ちなみにこの映画、初めにPART 1のタイトルが。なので155分もあるのに途中で終わりますことをご了承ください。

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