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紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

シンギングボール

2009年10月02日 | 民族雑貨・お香
いきなりゴワ~ンと大音響。先日行った「聖地チベット展」のグッズコーナーで、その音色に心を動かされたこれ、シンギングボールです。しかしかなり良いお値段が付けられていました。
その後インターネットのアジア雑貨専門店で、けっこう手頃なシンギングボールを発見。同じ大きさでも個体によって微妙に音が違います。すりこぎみたいな木の棒で、シンギングボールの縁をゆっくり円を描くようにこすると...ボワンボワンと少しずつ音が響きはじめます。はじめは小さな響きだったのが、回すにつれ止めどもなく大きな響きに。手の中から波動は生まれ、どこまで行くのか...それは宇宙。永遠に続くかのような神秘に包まれてしまいます。

礼拝堂のかおり

2009年01月23日 | 民族雑貨・お香
アルメニアペーパーとかいう紙のお香、これを名刺入れなどにしのばせておくと、ほのかに良い香りが楽しめるのだそうで。お香の類いには興味アリ、早速そのアルメニアペーパーを見に行ってきました。東京駅の新丸ビルにある〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉というお店。元々はイタリアの修道士が始めた世界最古の薬局とのこと。店内に足を踏み入れると...重厚な棚がドーン。その中には小さな瓶がいくつも陳列。スタッフの方に「紙のお香はありますか?」と問いかけて出てきたものがこれ。
「アルメニア紙」...赤い小箱から取り出してみる。ほのかにやわらかなミモザの香りが、たおやかに漂う。
そして実際に燃やしてみる。香りに奥深さが出て、凛とした空気に変わるのがわかる。こんな紙切れ燃やしただけでこれほどの香りにつつまれるとは...。

泥人形

2008年12月16日 | 民族雑貨・お香
物入れから引っ張り出してきたこれ、大昔に高校の同級生からもらった中国のおみやげです。これは京劇のお面...泥人形?はて。飾ることもなく年月が過ぎ...いま三国志の一大ブームに乗って、吉川英治の歴史時代文庫「三国志」を読み進めているとき、どこかに仕舞ってあるあの泥人形を思い出し、箱を開けてみました。
商品の紹介文は中国語の簡体字で玄徳、関羽、張飛と書いてあります。やはり三国志の泥人形でした。物入れの奥にとどまり幾年月、ようやく表舞台に姿を現した三兄弟です。