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紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

神田古本まつり

2017年10月27日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
靖国通りにずらりと並ぶ青空古本市。店先のワゴンに積まれた本の山。今年で58回目を迎える神田古本まつりに行ってきました。ワゴンの中から本を探し出す喜び...もう超楽しみ。
数ヶ月前に開高健の文庫本を何冊か読んでいたので、今回はそれ系のモノを物色しようと思います。まず手始めに三省堂書店のワゴンから...キタ!! いきなりアイザック・ウォルトンの『完訳 釣魚大全』を発見。「釣りの聖書」と讃えられる歴史的名著がこんな値段で手に入るなんて...古本まつり恐るべし。その後も連なるワゴンをじっくりチェック。心にピンときたらすかさずゲット。すき間からジロジロ物色、押し合いへし合い青空古本市を行ったり来たり。
井伏鱒二の『釣人』、ウォルトン卿の『完訳 釣魚大全』、穂高明の『夜明けのカノープス』(今月出たばっかなんですけど)、『騎馬民族の遺産』、大阪読売新聞社の『京ことば 大阪ことば』。計5冊をゲット。
また近々行く予定。

秋晴れ古本日和!?

2016年11月04日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
靖国通りにずらりと並ぶ青空古本市。店先のワゴンに積まれた本の山。今年で57回目を迎える神田古本まつりに行ってきました。この青空古本市が超楽しみ。
神保町の古書店街というと、腕組みした偏屈なオヤジが居座ってちと入りにくい...(あくまでも)イメージですが、古本まつり期間中には店先でワゴン販売をしていまして、品揃えが気に入りましたらどうぞお店もご覧ください〜と気軽に古書店めぐりができます。ワゴンの本をひとつひとつチェック。心に何か引っかかったら手に取って値段もチェック!!
江戸の奉公人を描いた江戸店犯科帳、東京の生活地図(1970年代)、あんぽん丹(十返舎一九作)、牧野富太郎著 植物記・続植物記の5冊をゲット。あんぽん丹は大正6年の本、これぞ古書という感じがします。牧野富太郎の植物記は昭和26年に櫻井書店が発行したものですが、中に野草の押花がいくつか挟み込まれていてビックリ。これ付録なんでしょうかね...それとも本の所有者が自分で集めたものなのか、今となってはわかりません。
まるで宝探しのような古書店街めぐり。気がついたら夕方ですよ!!

早春の鎌倉路 その二

2013年02月21日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
鎌倉駅から江ノ電に乗って長谷駅へ。そこから歩いて高徳院に向かいます。ここはかの有名な鎌倉の大仏さまがいるところ。鎌倉大仏は奈良の大仏に比べたらそれほど大きくありませんが、屋外に鎮座しているので顔立ちがよくわかります。ちょいと猫背なかんじが良いかと。



昼時をだいぶ過ぎてますが、なにか手頃な昼ごはん~と探してたら江ノ島まで来てしまいました。そこで念願のシラス丼を...もう3時過ぎですので混んでませんでした。シラス丼うめぇ!!



夕陽が迫る波打ち際。江ノ島に来たって実感が湧きますねえ...。
鶴岡八幡宮。ふと空を見上げれば月が。

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早春の鎌倉路 その一

2013年02月21日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
日陰に雪が残る境内。梅のつぼみもまだ固く、冷ややかな空気があたりを包んでいます。きょうは早春の北鎌倉を訪れました。北鎌倉駅がすでに境内の一部という円覚寺。鎌倉五山の第二位という古刹をじっくり味わおうと思いきや、なんだかんだあれこれウザい...東京都23区外出身の横浜在住Yが本日の同行者なのでした。ちなみに前回もこいつと鎌倉を訪れております(2010-04-08 春薫る鎌倉路)。結局円覚寺ではロクな写真が撮れませんでした。
気を取り直して鎌倉五山第一位の建長寺に向かいましょう。たしか円覚寺からまっすぐな道~と歩いて行きます。途中ご婦人方の集団とも遭遇してお寺はすぐそこ!!とずんずん進む一行ですが...はて、本当に合ってんの的なすごい山道。よくよく確かめたら曲がらなくていい道で曲がっていたようで。
鎌倉街道を素直にまっすぐ歩いて行くと着きました...建長寺。今回はガイドブックで余計な知識を入れていないので、見るものすべてが新鮮です。山門の大きな額が迫力あります。



本尊の地蔵菩薩像。天井の古めかしさが良い。



建長寺境内の奥にある半僧坊。急階段が続く先には海が見渡せる展望台。

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天満宮ふたたび その一

2011年03月04日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
散りゆく白梅。それを追うように今、紅梅が咲き誇る。
ふたたび湯島天満宮を訪れました。前回はつぼみが多かった紅梅が、見事に咲き誇っている境内。天気も良くて、紅梅が青空に映えています。梅の花蜜を求めて飛んできたメジロを撮りたいんですが...けっこう素早い動きで。

 良い枝ぶりの梅...思わず激写。

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天満宮ふたたび その二

2011年03月04日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
湯島天満宮から御茶ノ水方面にまっすぐ歩いて、湯島聖堂へ行ってみました。ちなみにきょうが初の湯島聖堂です。昌平坂学問所がどうたらこうたらレベルの知識しかありませんが、湯島聖堂の屋根瓦に惹かれました。鳳凰みたいな唐風のオブジェ?が鎮座しています。

 鬼犾頭 (きぎんとう) という霊獣だそうで。

 これは鬼龍子 (きりゅうし) 。



儒教の始祖である孔子を祀る湯島聖堂。御茶ノ水駅のすぐそばにありながら、静寂さが漂っているのは、土塀に隔たれているからでしょうか。

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天満宮ふたたび その三

2011年03月04日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
花のお江戸は八百八町~と、つい口ずさんでしまう江戸総鎮守の神田明神。権現造で総朱漆塗の御社殿が華美な印象です。



この狛犬は御社殿を背にして正面を向いています。普通は横向きなのでとても珍しいと思いますが。



御社殿の裏には猿田彦大神が祀られている籠祖神社をはじめ、金刀比羅神社や稲荷神社などの摂社末社が鎮座されています。銭形平次の碑もありました。あとから気がついたことですが、なんだか珍しいお守りがあるとのことで...またあらためてお参りに行こうと思っています。

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賑わう境内

2011年02月24日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
江戸時代から続く梅の名所、学問の神様で知られる湯島天満宮に行ってきました。きょうはあまり天気も良くないので、そんなに混んでいないだろう...という憶測は、またしても見事に外れ、奥方殿方その他いろいろが参拝に訪れておりました。
梅園の長椅子で甘酒を楽しむご年配。昼時に梅を見ながら弁当を使う近所の勤め人。いい時が流れています。



都の文化財に指定されている銅鳥居。



手水舎のそばに撫で牛と呼ばれる牛像があります。その隣にも石造りの牛が祀られていました。牛は天神さまのお使いなのだそうで。
白梅はだいぶ咲いていますが、紅梅はつぼみの状態が多く、見頃はまだこれからのようです。あと数日もすれば白梅紅梅が咲き誇り、天満宮はより多くの参拝客で賑わうことでありましょう。

馥郁たる梅の香 屋台のにほひにかき消され よみ人しらず


神宮の杜へ

2011年02月10日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
初詣の参拝客数日本一を誇る都心のオアシス、明治神宮へお参りに行ってきました。こちらは明治天皇と昭憲皇太后をご祭神とする神社です。都会のど真ん中とは思えない静けさ。凛とした空気に包まれた参道は、午前中だというのに大勢の参拝客が歩いています。見上げるほど大きい鳥居は、檜造りの明神鳥居としては日本一の大きさなのだそうです。本殿に通じる参道を、なぜか左に曲がっていく人々...はて? これはずいぶん前にパワースポットとして有名になった御苑の清正井(きよまさのいど)ですな。いまの季節は清正井以外に、これといった見どころは...。6月には花菖蒲が綺麗とのことなので、その時期にあらためて御苑を訪れてみようと思います。





本殿に参拝します...修学旅行や外国からの観光客などが目立ちました。右後方にはエンパイアなんとかみたいなビルも見えます。すると突然に太鼓の音が響き渡り、神前挙式のご一同が入ってきました。静々と歩かれる白無垢の花嫁。境内には厳粛な雰囲気が漂います。



境内には夫婦楠と呼ばれている木がありまして、これがかなり大きい...何か超絶なパワーを感じます。



美しい彫りが施された門扉。これがまた見事。
回廊につり下げられた灯籠は、暗くなったら灯るのでしょうか...日暮れまで待っていれば良かったかも?


東京スカイツリー(工事中) その一

2011年01月25日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
京成押上駅の出口で空を見上げる。スカイツリーってどこだ?高いビルは見えるが...あ~ビルの裏。デカっ!!

工事中の東京スカイツリーに行ってきました。クレーン付きの姿は今しか見られないので、これはカメラに収めておきませんと...。押上駅のまわりにはカメラを持った人たちがウロウロしています。京成橋を渡って北十間川沿いを歩いていると、ツリーの建設現場がすぐ近くに見えてきました。



鉄骨の美...。見上げる展望台。天空の眺めは如何に。



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