【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ファインダーの向こう側~万華鏡

2011-08-30 15:08:38 | 四季のスケッチ








「あたし、魂は光で作られていると
想像するのが好きなの。
中には薔薇色の斑点と、
えびらを付けて射しているのもあるし・・・
海の月光のように、柔らかな鈍い光のもあるし、
明方の霧のように青白くて、透明なのもあるわ」
                   【「アンの青春」 第13章】


間の草には妖精が織ったに相違ない
蜘蛛の巣 が張ってあった。
                 【「丘の家のジェーン」 25.】




   こちらは今日も “夏” が、
  しっかりと居座っています。

   余程、居心地が
  いいのでしょうね。
  そう思う事に致します。

   ここに来て朝の美人こと朝顔は、
  今を盛りと咲いてくれ、
  それはまるで青い花火のよう。

   もう少し涼しくなれば、
  長い時間、咲いてくれるのですが、
  まだまだそんな事はありませんものね。

   さて、冒頭の写真。
  巷では蜘蛛の巣なんて、何となく厄介な代物ですね。
  でも、その糸が実は妖精の織り成す糸だったら・・。
  
   そんな風に言っているのは、アンやエミリーなどの
  所謂(いわゆる)、『アンの世界』 の住人たち。

   そのお陰で、私も蜘蛛の巣にはそれ程抵抗はありません。
  ただ軒下など家に張るそれは、どことなくうらぶれた家・・
  という気がして、つい取ってしまいますが・・。

   従って、これまでも何度となく撮っている蜘蛛の巣の写真。
  でも時にそれは、ファインダーを通すと万華鏡の世界に。
  アン達が、この蜘蛛の巣を “妖精が織り成す糸・・” と言うのも納得です。