【絹のブラウス&絹の帽子】
絹 は実に豪華に光っている。 私は年がら年中 絹 の服を着ていたい。 出来る事ならそうするつもりだ ―― (中略) 玉虫色のがいい。光の加減である時は青く、 ある時は氷の張った窓ガラス越しに見える 夕暮れの空のような銀色に変わる玉虫色 ―― それにところどころ泡のような レース をあしらう。 窓ガラスに張り付いているあの羽毛のような 雪に似た レース を。 【「エミリーはのぼる」 第1章】 |
3日続けて涼しい朝を迎えました。
ただ今日は、太陽が顔を覗かせた分、
気温は上がったようです。
それでも室内は30度を越えず、
家の中で、じっとしている分には
それ程の暑さを感じません。
同時に、ここ何日か耳に
しなくなった蝉の啼き声。
今日はほんの一啼き。
ちょっと懐かしさも。
でも、すぐに啼きやんでしまいました。
こうなれば、いよいよ秋・・?
でも、そうは問屋が卸さないようですね。
残暑は、9月になってもまだまだ厳しいようですから。
もう暫くの辛抱が必要なようです。
さて、今日も昨日の 「レースの肩マント」 で引っ張ります。
“ 『絹』 とか 『レース』 という言葉には魔法がこもっている”
と言ったのは、ジェムシーナ小母さん。
上記の エミリー も、どうやら好きなようですね。
この後、エミリーは・・。
“その下には 絹のペチコート を付ける――
そして 絹の靴下 を履く” と言っています。
この絹、実は私も大好き。
こちらの絹のブラウス、気に入っているのですが、
襟ぐりがかなり広く、あまり袖を通していません。
写真ではそんな風には見えませんが・・。
でも、もう大丈夫。
絹とレース、もう一つおまけにフリルで、魔法・・
ならず、ちょっとクラシカルな装い。秋が待ち遠しいですね。