【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

瑠璃色の恩恵

2011-08-13 15:25:15 | 香る庭の花綴り



【「露草」 と 「シジミ蝶」】


海岸通り って素敵に聞こえるわ。
名前と同じように素敵な所かしら。
小母さんが海岸通りっておっしゃったとたんに、
パッとその景色が目に浮かんだのよ。
それにホワイト・サンドも綺麗な名だけれど、
でもアヴォンリーほどじゃないわ。
アヴォンリー はたまらなく、いい名前ですもの。
音楽みたいな響きがするわ
                 【「赤毛のアン」 第5章】


   「秋とは名ばかりの
  厳しい暑さが続きます・・・」
  
   ~なんて、どなたかに手紙でも
  したためたいような昨今。
  朝早くから蝉が姦しいこと!

   その蝉の声に負けじと今、
  毎日のように聴いているシャンソンの
  ボリュームを上げている私に気付きます。

   それに気付くのは先程までの喧騒が
  嘘のようにピタッと治まった時。

   僅か数日しか生きられない蝉と
  張り合ったって仕方ありませんのに。
  
   さて今日の写真。
  猛暑日の毎日とは言え、
  こんな青い花は心を癒やし、
  一時(いっとき)、
  暑さを忘れさせてくれます。

   同時に 「瑠璃色」 という言葉も。
  これ程、言葉の響きも又文字(漢字)も美しい言葉を知りません。
  先日のバラが 「薔薇」 であるように、文字(漢字)の美も見逃せませんね。
  


   ところで、こちらの朝顔は、ゴーヤと一緒に植えたものです。
  不思議な事に(自分をゴーヤと勘違いした訳でもないでしょうが)
  より高くより上に・・と言った調子で、どんどん背丈を伸ばし、
  今では屋根に届くほど高い位置に咲いています。

   これまで狭い鉢の中でいかに窮屈だったことか。
  伸び々と咲いていて。こんなに嬉しそうな朝顔は初めてのような気がします。