【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

白い貴婦人の誘惑

2009-04-27 16:45:16 | 香る庭の花綴り

「リラの木」

     昨夜もそうでしたが、今朝の寒かった事!
    起床時の居間の温度は14℃。
    何と3月上旬の気温ではありませんか・・。

     昨夜は残っていた最後の灯油を給油しました。
    これ以上、寒さが続くと本当に困ります。

     今日も昨日同様、不安定な天気です。
    先ほど、パラッと来ました。
    さて、私は・・と申しますと・・。
    
   この所は、毎朝のように、リラの木を見る事から一日は始まります。(冒頭の写真)
  どうやら今年は、いつもの薔薇からこのリラの木に、すっかり心が移ってしまったようです。
  一見、何の変哲もない普通の木なのですが、私にとっては憧れの木ですから。

   ふと気付いたのですが、私はそのリラの隣に元から植えている、
  樫(カシ)の木をせっせと切っていました。リラの木に少しでも陽が当たるようにと・・。

   こちらも、リラと同様、新芽ですのに・・片や丸坊主状態、
  もう一方は、1枚の葉っぱも後生大事に・・なんですから。
  これって、えこひいきも甚だしいですね。

   そう言えば、これと同じ状態のものが、もう一つありました。
  それは、葉っぱが薔薇の香りのする 「ローズゼラニウム」 です。

   この花をグリーン・ゲイブルスのアンの家の如く、
  窓辺に植えた事は、以前にも記しましたね。

   そのゼラニウムが、余程その場所が気に入ったのか、凄い勢いで増えています。(3ヶ所)
  もうすぐ開花しようとしている花芽も、ハンパではありません。

   それでなくても、窓を開閉するだけで、いい香り・・。
  一方、昔から植えている単なる? ゼラニウムも健在です。(こちらは2ヶ所)
  その時、ふと私の脳裏をよぎった事は・・。人間の勝手そのものですね。



   “エムおばさんは、ジェーンが帰る時、
  三色すみれを一束と、ゼラニウムの挿し枝を一つかみくれた。
  「月の今頃植えると丁度いいからね。・・・」”
      
                                         【「丘の家のジェーン」 24.】

   お隣さんにも、もう一度、
  声を掛けてみましょうか・・。
   
   「いつでもどうぞ・・」 とは言ってあったの
  ですが、なかなか 「下さい」 とは、
  言いにくいですものね。

   ここは、エムおばさんのように、
  こちらから差し上げませんと・・。
  この間、何鉢か買って来ていらしたようです。

   そして、上の写真は今盛りの花々です。
  (白い花は「卯の花」)

   「すみれ」 は、言うに及ばず、
  「西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)」 も
  「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」 も、
  その花の数を増やしています。

   写真では見えにくいですが、
  蔓日々草は、木に這(は)わせました。

   このような蔓性の植物は、木に這わすと良いと仰った、
  いつかの 【ベニシアさん】 の教えに倣(なら)ったという訳です。
  雨などが降っても、お顔が泥で汚れず、蔓日々草も心なしか嬉しそうです。