【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

“和” の和(なご)み

2009-04-26 18:11:08 | 趣味の器(壺)~その他


     起床時は昨日の 「銀の雨」 も上がり、快晴。
    “爽やかでいいお天気” なんて、喜んだのも束の間、
    “一体、どこから・・?” という位に雲が出て来て・・。

     同時に北風も吹き・・寒くて・・。
    この時期、ストーブの出番という有様です。

     おまけに、お天気も安定せず、お昼前にはパラパラと
    雨も・・。尤も、すぐにやみましたが又、降り・・。

     そして、極めつけは豚インフルエンザのニュース。
    一体、どうなっているのでしょう・・?

   “・・・楓林は緑が萌え始めていた。
  リラは辺りを物悲しげに眺めた。
  春は一年の喜びだと誰が言ったのかしら? 
  辛い悲しい季節だのに。
   薄紫の朝も水仙のような星も老松を渡る風も、
  皆それぞれ異なる悲しみを与える。
  この世は二度と不安から解放されないのだろうか?”

                                        【「アンの娘リラ」 第12章】

   呉々も、こんな悲しい春にならない事を祈るばかりです。



   さて、こんな事ばかり言って、
  嘆いていても詮方ありませんね。
  今日のティータイムは “和” で。

   今日の肌寒さは、オレンジの焔に
  何とも言えない温もりを感じます。

   コップと後ろの花瓶は、砥部焼です。
  花瓶は 【以前】 にも紹介しましたね。

   私は元来、土物が好きなのですが、
  この砥部焼は磁器とは思えない、
  ぼってりとした手触りが土の温かさを
  感じるようで、好きなのです。

   それに白地に藍のシンプルな模様が、
  爽やかです。

   今日は裏庭に生えていた 「ハコベ」 を
  いつも頂いている、ドクダミ茶と一緒に入れてみました。

   量がそれほど多くなかったせいか、
  ドクダミの味の方が勝っていて、ほとんど違和感はありません。
  
   「アカザ」 も沢山芽を出していますし、こうなりますと・・
  苦手な草取りが、楽しい薬草(ハーブ)摘みになってしまいそうです。

   『薬草の自然療法』 の著者が仰っているように、
  「自然は、こんな健康に良いものを沢山用意してくれて、
  何と親切で愛に満ちているのでしょう・・。」

  ~と、なりますね。