【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春の幻想

2009-04-23 17:45:25 | 音聴箱


   起床時は本当に良いお天気
  だったのですが、その後、
  不安定になって来ています。

   太陽が、照ったかと思うと又、陰ったり。
  おまけに肌寒く、朝はストーブまで入れる
  始末。今もPC上の気温は、15℃です。

   それでも白い花芽を付けた卯の花が、
  1輪、2輪と・・綻んで来ました。
  それは芳香も伴なって・・。

   さて、この所の・・映画の次の日の私の
  恒例の行動パターンと言いますと・・。

   そう、今日も、その余韻に
  たっぷり浸っているという訳です。

   今日も例に洩れず、
  私は朝から松山千春三昧。
  昔のカセットテープまで取り出して・・。
  そう言えば、カセットテープなんて、何だか懐かしいですね。

   私が彼の曲に目覚めたのは、今から20年前? 位です。
  もうデビューして30年経つそうですから、随分遅いですね。

   ある日、付けっ放しにしていたラジオから流れて来た歌・・。
  透き通った声と、歌詞の美しさに思わず聴き惚れてしまいました。
  その曲は、忘れもしません、「悲しい時には」

   「悲しい時には空を見上げ、私の瞳を涙はこぼれ、こぼれた涙を拾い集め、
  夜空へ放てば星と輝き、輝く星に祈り込めて、私はいつでも歌うこの歌・・・
  切々と、抒情たっぷりに歌い上げています。

   それからです。過去の作品を夢中で遡って聴き始めたのは・・。
  それまで、名前こそ知っていましたが、ほとんど興味はありませんでした。



   昨日の映画でも、自殺を企てようとした友人シュガーと、
  身体でぶつかり合った後、一面たんぽぽの咲く大地に寝転がって、言っていたものです。

   「何かあったら空を見よう。空は、悩みや色々な事を優しく包み込んでくれ、
  答えを導き出してくれる・・」 確か、このような内容だったかと・・。(正確ではありません)

   (映画の台詞が素敵でパンフレットを求めたのですが、載っていません)
  ただ、彼と空は特別だったようです。

   写真は、昨日の映画からの帰り道に撮ったものです。
  映画の北海道の大地とは比べるべくもありませんが、
  「想像の余地」 だけは、たっぷりあります。

   蓮華(れんげ)と、マーガレットに似た白い花の(名前も分かりません)
  咲き乱れる休耕地。

   そう言えば彼の曲に、「この道寄り道廻り道」 なんて、あるのですね。
  私そのものではありませんか・・。益々、道草に拍車がかかりそうです。




 
   今日は、若かりし頃の松山千春の魅力を・・。