昨日夕方、パラッと来た雨。
勿論、すぐにやみましたが、今朝も
重苦しい空に変わりありません。
朝、庭の花々は濡れていましたので
夜のうちにも再び降ったのでしょう。
気温も、肌寒さを覚えます。
それでも、天気予報通り、午後には
青空。淡青い空が広がっています。
ところで冒頭の写真は、
近くの小高い丘の藪に咲く野苺の花。
そして、その下の写真は本来の苺の花です。
我家の庭にも苺の花が咲きましたので、二つ並べてみました。
素朴さと可憐さ。お好みは、どちらでしょうか・・?
さて、今日もちょっとした用事で、
出掛けて来ました。
これまででしたら、即自転車を
使うのですが、今日ばかりは徒歩に
しようか、どうしようか・・
迷ってしまいました。
遅ればせながら、最近になって、
少しは歩かなければいけないという
事に、思い至ったという訳です。
でも、友達に言わせますと・・。
「この季節、自転車に乗る事自体、
無謀。歩きに至っては言語道断。」 ~なんだそうです。そう、原因は日焼け。
そう言えば、この所・・私も日焼け気味・・。とは言え・・。
結局、自転車で出掛けました。紫外線も気になりますが、徒歩よりはましでしょう。
そして私は今日も、道草です。
“「まじめに、真剣に」 という事に捉われると視野が狭くなります。
これは一番怖い事。視野を広げるために一番大事なものは、
「道草」、「ゆとり」、「遊び」” ~河合 隼雄(かわい はやお)
勿論、この場合の道草は、
言葉そのものの道草ではなく、
“人生の道草” という意味でしょう。
私のように言葉通りの道草でも、
息抜きあり、新しい発見あり・・
ですから、長い人生、偶には道草も
必要という事なのでしょうね。
又々、蓮華畑に行って来ました。
なぜか郷愁を誘われて・・。
これは私だけでなく、昨日の新聞にも、
「春の喪失感」 と題した、
28歳の方(男性)のエッセーが載っていました。
れんげ草は、田圃(たんぼ)の地力を回復させる効果があるのだそうですね。
“姿を消しつつあるれんげ畑。楽しかった思い出が失われるようで、
ちょっぴり寂しい。” ~と、その方は結んでいらっしゃいます。
誰の思いも同じなのですね。
ただ、今日の写真のれんげ畑は、去年までは、
ほんの少ししか生えていなかった所です。
それが今年は一面に。その意味では、嬉しい事です。
今日は、ピンクの風が私の頬を、サ~ッと撫でて行きました・・。