第640夜 バンド・オン・ザ・ラン

2008-08-21 22:43:40 | 音楽
2008.8.21(木)

今日は末娘が所属する吹奏楽クラブが、先日の防府市で行われた県大会で優勝したので、倉敷へと中国大会に出場すべく旅立った。勿論私は応援に駆けつける訳にはいかないが、善戦して欲しいと願うばかりである。

話は変わるが、昨日、そして一月程度前に同い年の同僚が突然電話してきた。

日頃殆んど付き合いも無く、仕事上でも親しく話したことも無い彼からの突然の電話・・・、何事かと思いきや、バンドを組みたいと言うのだ。近年流行のおじさんバンドをやりたいと言う。

彼はメンバーもパートも既に自分勝手に決めていて、彼がボーカル、私がギター、もう1人同い年の同僚がドラム、ベースがプロのシンガーソングライターに転向した元同僚だと言う。曲はビートルズを中心にやりたいと言う。

ビートルズ中心にやることに異論はないが、私は咄嗟に返事を渋った。その理由としてまず挙げたのが、曲りなりにもプロの音楽家がド素人のバンドに参加する訳が無いじゃないかと。プロに転向した彼はこの1年くらいで、ラジオやTVなどによく出演しているし、CDの自費出版、ミニコンサートなどもあちこちで精力的に開催している。歌で食べているのに、ド素人の遊びに付き合うはずが無いと容易に想像がつくのだが、彼は自分が誘えば絶対にくると言い張る。私は絶対に来ないと主張。
そして次に練習場であるが、柳井、岩国方面だと言うが、私には遠すぎる。

そもそもバンドを組むからには、メンバー同士、お互いに気が合わなくては駄目だ。演奏のテクニックだけでもバンドは出来上がるが、下手でも楽しく、そして息の合った間合いが取れるメンバーじゃないと長続きしない。彼と殆んど付き合いが無いのに何をか言わんである。ざっくばらんに付き合えるメンバーなら良いんだけどね。
それにビートルズはコーラスグループだと言っても過言じゃない。彼らのハーモニーは素晴しいの一言。皆まで言わないが端から参加する意志は無かったと言うのが本音である。

その彼が昨日、再び進言してきたがメンバーのことは何も言わなかった。恐らくみんな私と同じような意見だったのだろう。時として嫌悪感さえ抱かせる物言いの彼が、猫なで声で気味が悪かったが、この日もやんわり拒絶しておいた。

しかし、それはそれとして、彼の誘いが私の潜在意識を目覚めさせたようだ。先日来から1日に1時間程度ギターの練習をしている。既にギターを弾く指では無かったが、弦を押さえる左指先がかなり硬くなってきた。既に数回、角質化した皮が取れた。これを繰り返すと完全にギタリストの指になる。しかしテクニックは直ぐには戻らない。ジョン・レノンの『マザー・ネイチャーズ・サン』のハミングのサビの部分がスムーズに弾けなくて腹立たしくなる。こんなことじゃすぐさまバンドに加わるのは無理である。返事を渋ったのが自分のためには良かったのかも知れない。

今日の暦
・麻雀の日、毎月第3木曜日。
・献血記念日、1964年(S39)それまでの売血制度と決別し、献血の推進が閣議決定されたことを記念して制定。
・噴水の日、1877年(M10)東京上野公園に日本で初めての西洋式の噴水が設置された。

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