2017.06.03(土)
徳山築港は赤潮で海面が真っ赤だったと、昨日えふさんの助言もあり、今日は久しぶりに下松公共第2埠頭に来た。昨年2月19日以来だから1年3か月振りとなる。ここは嘗ての私のホームグランドである。平成8年くらいから護岸工事が始まり、その影響かどうかは不明だが、カレイの釣果が一気に悪くなった。そのため次第に足が遠退いていった。それでも年に1~2回は来るが、今年は今日が初めてである。
竿の左手後ろ側が船溜まりになっていて、漁師の漁船は居ないと思うがプレジャーボートや遊漁船が沢山係留してある。遊漁船の船長2人と久し振りに会ったが、まだ私を覚えていてくれて挨拶を交わした。船長の話によると、たまにカレイが揚がっているらしい。今日は5~6人の40~50代と思われる女性(主婦?)の遊漁らしく、埠頭はかまびすしかった。8時頃出港なので少々遅いが、女性だけの遊漁なんて初めて見た。
5時半頃から竿を出したが、早朝は頗る寒く震え上がった。竿を出し終えると車中で暖を取った。陽が昇ってくると暑くなったが、それでも暫く時間が掛かった。釣り場に着いた時にはサビキ釣り人が1人居たが、丁度帰り支度をしている時で、釣果は無しとのことだった。
今日は竿出し直後から何となく釣れる気がしなかった。この勘は結構当たるもので、最初の獲物は7時33分のメゴチだった。釣行開始から2時間経過でこれだ。更に1時間後の8時30分には、巨大なウミウシである。ヒトデだけは最初から多く、10分以上仕掛けを動かさないともう駄目だ。餌はヒトデの餌食となる。
アタリは結構あり、その度に竿を引いて感触を確かめるが、針掛かりはしていない。小魚が餌を引っ張るのだろう。たまに釣れたかと思ったら、イトヒキハゼやメゴチである。
釣れないし、おまけに暑くて敵わないので、一旦9時に納竿しようと思ったら23cmの木端ガレイが釣れた。竿を全部巻き上げ、カレイが釣れた辺りに集中的に投げ直したが、2枚目はかすりもしなかった。この1枚の木っ端のお蔭で釣行時間を1時間半延長することとなった。
10時30分には潮も止まったので完全に納竿した。イトヒキハゼが5尾、メゴチも5尾釣れたが全てリリース。持ち帰りは木端ガレイ1枚のみである。この釣り場ではキスはあまり釣れないが、1尾も釣れないとは思わなかった。第2埠頭でのキス釣りは、やはり、この釣り場の真反対の西側の中電前か、埠頭南端の方が良い。或いは、埠頭にそそぐ切戸川河口か。
久し振りの第2埠頭は、思った通り駄目だった。
日立笠戸工場で製造した輸出用の新幹線が、ここ第2埠頭の釣り場のすぐ後ろに沢山並べてある。去る3月5日(日)には、イギリスに輸出する新幹線を日立笠戸工場から国道188号線を通行止めにして、ここ第2埠頭まで約2kmくらいか、2時間掛けて運ぶイベントがあった。鉄道オタクだけではなく多くの一般市民も見物したようで、下松市の人口と同じくらいの5万人の人出だったとか。私はこの日は、孫のハイハイ競争のイベントの方に出向いていて、この移動イベントはTVで見た。
何処の国のものかは解らないが、この新幹線を台車ごと船に積んで海外へ輸出するのだろう。
ここ第2埠頭にも巨大な運搬船が着くが、先月だったか、東隣の光市の島田川河口で昼休みの一服をしていると、河口沖を台船に積んだ新幹線が東進していた。神戸港まで運ぶのだと誰かが言っていたように思う。輸出先の国によって出港する港が違うのかも知れない。
旧暦:5月9日
場所:下松第2埠頭東側
時間:05:30~10:30
天候:晴れ
風 :微風
月齢:8.3
潮 :小潮 満潮03:57潮位261cm 干潮10:38潮位120cm
狙い目:カレイ・キス
釣り方 :サーフ
餌 :アオムシ・ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ1
【6月3日過去の釣行記録】
・2012年櫛ヶ浜港防波堤、19:30~21:30、大潮、釣果=メバル1
【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。
【旧暦5月9日釣行記録】
・2006年06月04日、笠戸本浦港防波堤、07:00~16:40、小潮、釣果=カレイ18・キス5・ヒラメ1・カナガシラ1・メバル1
・2007年06月23日、櫛ヶ浜港防波堤、19:30~23:00、小潮、釣果=セイゴ1
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