第322夜 東川散策

2007.10.15（月）

やはり2日後に筋肉痛がやってくる。

現場の事務所の階段の昇り降りがきつかった。足が上がらなくて、2～3度階段で躓く始末である。その度に全身の筋肉に激痛が走る。背中の張りも取れない。

お国の根幹の部分で働くとは言え、土曜日の百姓が堪えている。
百姓も機械化されてきているので、昔ほど重労働だとは思わないが、それでも人の手を取る仕事も残されている。田圃周りの機械が入らない部分の稲の刈り取りや、四つ角の機械がターンする部分などの刈り取りは人の手による作業である。コンバインでの作業なので米は直ぐに袋詰めにされるが、その袋を抱え上げてキャリーカーに乗せて運ばなければならない。これが一番力を使うところか。また、日頃凸凹の地面を歩かないのでこれが結構足腰にくるのである。まだまだ釣行の方が楽である。

今日は昼休みに東川を散策して見る。行き止まりは出光興産の正門前で、『テロ対策強化』という立看が目立ったが、ここに来るまでに川には数段の堰がある。どの堰にも数十匹の鯉が泳いでいて、皆大きくて丸々太っている。池で飼う鯉はここまでなかなか大きくならない。やはり自然環境の中で育った方が良いようだ。おまけに、亀や鴨、鷺、何故か黒鳥なども居る。後で聞いたことだが、時々ここで釣り糸を垂れる人もいるそうだ。

河川敷の一部は公園になっていて、昼休みの憩いの場であるのか数人の散歩人がいる。『鳩に餌をやらないで下さい　周南市役所』という看板も立っていて、公園に入ると直ぐに5～6羽の鳩が寄って来る。遠くで鳩をじっと見つめている猫もいる。鳩は餌が貰えないと解るとまた直ぐに去って行く。人にはかなり馴れている様子だ。

少しでも筋肉痛を和らげようと、逆療法で散歩に出て見たが、無理に身体を苛めるのは良くないようだ。やはりじっとしている方が良かったかも知れない。