a vacant mind

虚無と音楽

2007-01-28 | Diary
自分の目で何を見てきたのだろう?
見せかけだけを追いかけていたときもある。
どちらというと僕の目はいつも虚ろだった
何も見ようとしなかったのは確かだ
現実を見据えることなどできはしなかった
恐怖に怯えながら視界を閉ざしていた
見ようとしなければ何も見えてこない
そんな当たり前のことすらも心萎縮させながら
最後と抵抗とばかりに放り出してしまった
目に飛び込んでくる情報を自身に置き換えることもなく
ここではないところに目をやる
目に映るいまの景色はあのころとは随分と違う
同じであったとしてもそのものの力は急速に減退している
あの大空ですらあの青さを失っている
人の目は日に日に衰えているのでしょう
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