a vacant mind

虚無と音楽

言語の欠片

2005-09-20 | Diary
言葉をいまだによく理解していない、そういう聞き方しかできないのです。自分のことで頭が一杯になっている。だからといって自分をよく理解している訳でもない。発する言葉に対して僕はあまりに無責任なんだと近頃そう思うようになってきた。
言葉だけじゃないのかもしれない、物事の捉え方というものが断片として理解しているところがあるのかもしれない。自分に関係のないことは本当に自分に関係のないことだった。
碌でなしかもしれないが、それでも取りあえず生きてみるしかなかった。苦しみからは解放されるわけもなく、幾重にも張り巡らした空虚な幻想とともに現実に押し潰されていくはずだった。
息が詰まるような一触即発の状態を避けたかった、向きあったとしても破壊せずにはいられなくなってしまうから自爆する前に解体作業をはじめたのさ、無意識なんだろうけれど間違ってはいない。突き詰めるその先には混沌しか浮かんでこないから
コメント
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