「欠点もまた天の恵み」
歌人の塚本邦雄の言葉。
「負の十を負の十とかけるとプラス百になります。
その百と、正の十を十倍した百は、
同じ百でも意味がまったく違う。
それがわからなかったら
詩歌はわからないでしょう。
プラス×プラスには、何の陰翳(いんえい)もない。」
塚本邦雄は、近代短歌が禁忌してきた、定型の31字の中に異形の短歌の世界を作った人です。
別名「負数の王」と呼ばれ、それは批判が込められ、いわば悪名としての異名でした。
しかし塚本はその呼ばれ方を「結構だ。」といい、その理由として上記の言葉を言いました。
塚本邦雄wiki
同じ様なことを山本周五郎も言っています。
「芸と言うものは、八方円満、平穏無事、なみかぜ立たずという環境で、育つものではない。
あらゆる障害、圧迫、非難、嘲笑をあびせられて、それらを突き抜け、押しやぶり、たたかいながら育つものだ。」
私はある意味で穏順な人間なんですが、できれば必要な時には上記の様な、怪我をおっても信念を貫くあり方を求めたいです。
引用元
名言手帳 竹内政明 著(この本はかなりいいですよ。近くの図書館で借りたのですが、お勧めします。)
歌人の塚本邦雄の言葉。
「負の十を負の十とかけるとプラス百になります。
その百と、正の十を十倍した百は、
同じ百でも意味がまったく違う。
それがわからなかったら
詩歌はわからないでしょう。
プラス×プラスには、何の陰翳(いんえい)もない。」
塚本邦雄は、近代短歌が禁忌してきた、定型の31字の中に異形の短歌の世界を作った人です。
別名「負数の王」と呼ばれ、それは批判が込められ、いわば悪名としての異名でした。
しかし塚本はその呼ばれ方を「結構だ。」といい、その理由として上記の言葉を言いました。
塚本邦雄wiki
同じ様なことを山本周五郎も言っています。
「芸と言うものは、八方円満、平穏無事、なみかぜ立たずという環境で、育つものではない。
あらゆる障害、圧迫、非難、嘲笑をあびせられて、それらを突き抜け、押しやぶり、たたかいながら育つものだ。」
私はある意味で穏順な人間なんですが、できれば必要な時には上記の様な、怪我をおっても信念を貫くあり方を求めたいです。
引用元
名言手帳 竹内政明 著(この本はかなりいいですよ。近くの図書館で借りたのですが、お勧めします。)