エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

高円寺素人の乱に行ってきました。

2011-08-12 14:00:48 | Weblog
平日、就職活動中ですが、現状仕事もないので、時間があるので、成果やミッションを果たす最短ルートを追うだけでなく、人生寄り道も大切かなと思い、以前から興味があった高円寺素人の乱の店に見学や古着を買いに行きました。


この活動は近年の格差社会で貧しい人が増えて、その原因が社会構造にあるとして、新自由主義の政策反対を、もっとおもしろく、生活感覚ある形でデモを行ったり、近年なら脱原発の原発反対デモを企画して、多分一番動員数が多いデモを行っている団体です。
高円寺素人の乱HP
ウィキぺディア
午後2時くらいに着いたのですが、高円寺はとても個人商店が多い人情味があるような人のつながりが強い商店街でした。めじめ正一が「高円寺純情商店街」という小説を書いていますが、まさにそんな感じでした。

そこで商店街を歩いても、携帯電池が切れてしまい、なかなか素人の乱の店が分からず、いろいろ歩き回って、それらしい看板がでてる店をようやく探し出しました。入ったら、お兄さんがいて、話しかけていろいろ聞いたりしていたら、その話している相手が、実はこの団体の発起人である松本哉さん本人であることがわかり、すごく驚きました。
本だと、すごく奇想天外なことを書いていますが、会ってみると、男らしい実務能力の高そうな、かつマイペースそうな人だと思いました。彼らなりの流儀で親切に対応してもらい感謝しています。

そこで本を買い、古着屋やバーなどは夕方から開くらしく、近くのマックで買った本を読んでいたのですが、ある意味さすが対抗文化だけあって、「今の時代企業に勤めることは、ある意味奴隷のようで、それより働かないか、自分で自営しよう」みたいな感じのメッセージで、最初はあまり共感できなかったのですが、ある意味働かないのはよくないと思いますが、会社組織に入るより、フリーランス的に自営していくのは今の時代にマッチした考え方かもしれないと思いました。それは大変な気もしますが。
貧乏人の逆襲

またその本で「勝手に生きてるやつら」という項目で、いろいろな団体が紹介されていて、興味深かったです。
ある意味、既存の社会の流れに反している対抗文化的な団体で、ちょっと下町の怪しいが自分たちで自己流で新しいカルチャーを提示している店などが載っていました。

その後、夕方になったので、オープンした素人の乱の古着屋を巡り、二軒で4着Tシャツを、トータル1600円という格安の値段で買えました。
店員さんが本に載っていた方で、話せたり、実態がみれてよかったです。
正直サービスのレベルではワタミなど大型チェーンの方が格段にいいですが、個人商店のいい意味でぶっきらぼうさが正直でここらしいのかなと思いました。
二軒目の古着屋さんはとても親切で、やはりこの素人の乱も、長く関わっている友人などを基点にして活動している印象を持ちました。

運動だけでなく、事業もしている団体を実際に見れて、商店街というものは現代の大型チェーンとは対抗している世界で、素人の乱とは相性がよく、やはり一人ではなかなか活動はできないが、いろいろな団体と繋がることは大きなうねりや活動を作っていく上で重要だと感じました。
また松本さんの本を読むと大学時代からとにかく小難しい理屈より、デモなどの行動派で、方向性を変えずにその経験の試行錯誤の積み重ねがこういった大きな運動や事業を行える力を培ったんではないかと思いました。

余談ですが、帰りに新宿のロフトプラスワンによったら、右翼の鈴木邦夫さんや田原総一郎さん達がイベントしてました。
ちなみに素人の乱の松本哉さんと雨宮処凛さんが初めて会ったのも、ここロフトプラスワンだったらしいです。
ロフトプラスワンHP
ウィキぺディア
コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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思うんですけど (とくめいきぼんぬ)
2011-08-13 10:41:44
お金が無いのに高円寺に行けるのは
何故でしょう?????
高円寺って杉並区ですよね?
>正直サービスのレベルではワタミなど大型チ>ェーンの方が格段にいいですが、
当たり前です。研修ノウハウもしっかりしてます。たとえマニュアル通りとは言え、形は
整っています。お客様相談室も設けてますし。
それに対し、商店街やらは店主等のエゴが強く、現状維持のままで良いとしか見受けられません。良くも悪くも信念を貫く通してますからね。近くに大型ショッピングモールができますと客はそっちに逃げるでしょうね。
商店街もたまにいく分には良いでしょう。



>会社組織に入るより、フリーランス的に自営>していくのは今の時代にマッチした考え方か>もしれないと思いました。
少し違いますね。いつの時代も自営は大変です。温室育った人間には不向きです。
ジョークを笑い飛ばす明るさがないと厳しいです。あとは、機敏性、社交性、行動力が無いと
まず成功しません。逆に不幸になります。
仕事が人に合わすのではなく、人が仕事に
合わすのです。
返信する
Unknown (たかはし)
2011-08-13 11:13:54
記事中にurlが5つありますが、
何か一部おかしくなってて繋がらないですよ?

組織のTOPがフツーにいるってびっくりしますよね~w
私も前、NPOもやいのDrop-in行った時稲葉剛さん(多分)がフツーに座っててびっくりしましたよw
私は何も話しかけませんでしたが、隣の人と雑談してましたね~。

商店街に関しては…前「未公開映画を見るTV」という番組で「ウォルマート~世界最大のスーパーその闇」という映画を見まして…
大型スーパーが商店街をぶっつぶして商店街の人々が路頭に迷ったり、そのスーパーに就職しても収入が前よりえらい下がってしまったり、という内容で
商店街に活気があるならそれに超した事はないですよね。私は個人商店のゆるやかさ結構好きなので。
もちろん商店街・個人商店の中には排他的で嫌な感じの人もいますけど(田舎の人とか)
返信する
コメントありがとうございます。 (のぶ)
2011-08-18 00:23:15
とくめいきぼんぬさんへ
私の経済的事情には詮索はしていただかなくて結構です。
まあ、商店街も変わろうと思っているとは思いますが、今のグローバル化の中では、劣勢を強いられるのが実際かなと思います。
フリーランスは難しい道かもしれませんが、勝間和代さんも提唱していますし、まったく不可能な道ではないと思います。

たかはしさんへ
コメントありがとうございます。
urlの繋がらないのは、修正しておきました。
ご指摘感謝します。

反貧困の世界ではTOPは日常的に現場にいる印象が多いですね。湯浅誠さんも以前にはもやいの相談日にいましたし、首都圏青年ユニオンも川添さんはいつも電話相談に応じてました。

個人商店だと、利便性はあまりよくないですが、地元にお金が流れて地方が活性化できる点や融通のきくサービスはいいですね。確かに私も地元の商店街と以前に関わりをもったことがあるのですが、そこでもなんとなく新しい者は必ずしも歓迎しないみたいな雰囲気は感じましたね。まあ打ち解ければ結構いい人たちなんですが。
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