新しき村を作った作家 武者小路実篤の言葉
「わが行く道に茨多し。
されど生命の道は一つ。
この他に道なし。
この道を行く。」
本による解説
「茨に刺されて血を流すことは生命の証である。生きることは、誠実であればあるほど、苦しみを増すことでもある。痛みを感じつつ、ただ一筋におのが道を行く。それしかないのではないか。」
とあります。
私は武者小路実篤は人間の本質を直視しながら、ポジティブな世界観で、かなりファンです。
ただ彼は日露戦争の頃はトルストイの影響を受けて戦争反対でしたが、実は第二次大戦には賛成して、戦後に公職追放も受けている人でもあります。
しかし彼が現代のエコビレッジの様な新しき村を作ったことは、この上記の理想に燃えて、あえて厳しい道を選んだと思い、そこなどは模範にしたいです。