セッカチばあさんひとりごと

あれもこれもやりたい事ばかり、ノロマになったの棚に上げてぼやくばかり。スマートに片付けたいなー。

歌舞伎のみかた

2012-07-09 17:18:26 | Weblog
先日友人から「国立劇場のチケットを貰ったけど、その日都合悪いの。行ける?」と言われ、二つ返事で出し物も分からぬまま行きましたら、歌舞伎観賞教室で思わぬお勉強が出来ました。澤村宗之助さんが判りやすく解説。黒子も二通りあること、裃の人と、黒ずくめの人、役割が違うとか。面白かったのは女形への変身。腰元若菜役の片岡りき彌さんが、お化粧から歩き方までの実演で、お化粧はスクリーンに大写しで良く判りました。下地に鬢付け油を使うと聞いてびっくり。お相撲さんが使うものと思ってましたもの。お白粉の塗り方の大胆なこと、目尻の紅、眉や口を描くその手際のよさに思わず拍手。衣装も帯は付け帯?矢の字の帯を差し込む時や、鬘をつける時等さまざまな工夫があることを知りました。最後に手に白粉を塗りましたが、袖口汚れないかしらなどと要らぬこと思いました。
休憩の後、歌舞伎十八番の一つ「毛抜」一幕、小野春道館の場です。約束事など説明を聞いた後での観賞とて、現実離れした様式美を成る程と見てきました。私は三味線の音や長唄を聞くと分からないのに、何故か懐かしい気がして好きです。
無形文化遺産でもある歌舞伎、この伝統芸能を多くの人に理解してもらう為、定期的に此のような観賞教室を開いているのですね。第82回とあり学生や外人さんも来ていて、さすが国立劇場と思ったことでした。
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