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<一色鰻もどき>と<飛騨牛もどき>。(その1)

食の偽装列島ニッポンの中で、おらが東海地方だけは、大丈夫だと勝手に思い込んでいた。

勝手な思い込みは、今回の偽装で、木っ端微塵。

日本全国にうなぎの産地は数多くある。その中でも、愛知県一色町(いっしきちょう)の鰻は生産量日本一であり、有名ブランドとなっている。

今回、その一色うなぎとして売られた中に、台湾からの輸入うなぎが混ざっていたことが明らかに。

問題が複雑なのが、一色町生まれで成長が遅かったうなぎが台湾で育てられ、一色町にUターンしてきていることである。台湾でどのような環境で育てられたのかは分からない。また、台湾で育てられたことになっているが、別の国に輸出され、外国で育てられ、台湾にUターンしているかも。

さらに、問題を複雑にしているのが、蒲焼などに加工されたうなぎには、Uターンうなぎだけでなく、台湾生まれのうなぎも一部含まれている可能性があることだ。加工してしまえば、どこで生まれたか分からない。

土用の丑の日、安い中国産の蒲焼より、値段の高い日本産(一色産)の蒲焼を買う消費者が増えてきていた。

しかし、今回の事件で、高い値段で安い外国産の蒲焼きを売っていた可能性も

出てきた。ブランドを頼りに、高いお金を払い、やっぱり一色産のうなぎは美味しいわねと大満足していた消費者は、大激怒。

一色町(いっしきちょう)うなぎという有名ブランドが、一色(ひといろ)ではなかったということでR.

どこまで人を騙せば気が済むのか!

(つづく)

 

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