川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

あらためて「みんな一緒にバギーに乗って」を紹介いたします

2008-08-24 12:25:54 | 自分の書いたもの
みんな一緒にバギーに乗って (光文社文庫 か 46-1)みんな一緒にバギーに乗って (光文社文庫 か 46-1)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2008-08-07

書店にならんで二週間近くたち、なんだかタイミングを失した気がしますが、あらためて……。

男性保育士を主人公とした保育士小説です。ぼくの仕事の中では、子育て系に位置づけられるものであり、同時に「お仕事小説」でもあります。誤解を恐れずにいうと『ふにゅう』と『エピデミック』の交点にあるような小説です。あ、ちなみに、『ふにゅう』は、『おとうさんといっしょ』と改題して、近日中に新潮文庫より出ます。
いずれにしても、小さな子どもがいる生活の「きらきらしたかんじ」やら、それだけは済まない諸々のことをなんとか掬いあげて言葉にしたいと思った小説でもあります。
実は、ぼく「ザ・スープ」とか、「竜とわれらの時代」みたいなものを書いている時でも、そこにあるはずのリアリティにはとても関心があって、主題にかかわる「リアリティを掬い上げる」ことにかなり力を注ぎます。ある意味、リアリズム小説なんです。こういうのも。

解説は永井美奈子さんにお願いしました。永井さんは、日本テレビで一年先輩で、ぼくのニュース原稿を読んでくれていた時期もあって、会社員時代の川端裕人につても、ちらりとふれてくださっています。その上で、すばらしいエッセイを寄せてくださいました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。 ()
2008-08-31 13:48:03
まだ触れていらっしゃらないようですので、コメントをさせていただきます。
朝日新聞書評欄の「文庫・新書のおすすめ新刊」に、紹介されていました。

先ほど書いたのですが、うまく投稿できなかったようなので、再度書いています。ダブって行ってましたら申し訳ありません。
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涼さん、おひさしぶりです。 (カワバタヒロト)
2008-08-31 16:14:35
コメントありがとうございます。

まだ書店にあるこの時期に紹介が出るのはありがたいです。
おおくの人が、興味を持ってくださるとうれしいんですけどね。
それにしても、「長編小説」としての紹介というのは……。
まあ、そう読めなくはないので、よいのですが、ちょっとこそばゆいかんじもいたします。
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