

かつて秋の今ごろになると、セイタカアワダチソウの黄色い花が
勢いよくあちこちに咲いていました。
その名前のように背が高く2メートルを超すものもありましたが、
最近背の低い元気のないセイタカアワダチソウが目立ちます。
地面から50センチくらいのところにモグラやネズミの住みか
があり、そこはたくさんの肥料を蓄えられていたそうで、
その肥料を吸収してセイタカアワダチソウが成長しました。
モグラやネズミがいなくなり、また自ら肥料を使い尽くして、
セイタカアワダチソウの環境が大きく変わりました。
身近に元気なセイタカアワダチソウが見当たらず、市民の森の
梅林に咲いていたのを撮ってきました。
草丈は1.5メートルほどありましたが、下草刈りを免れて
保護されているようで違和感がありました。

かつて競合関係にあったススキとセイタカアワダチソウが
共生しているところを見たいものです。