ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

馬酔木(アセビ)の花が咲きました

2010年02月17日 | 日記
庭に馬酔木(アセビ)の花が咲きました。
馬酔木は山でごく普通に見られますが、
40年ほど前に田舎の山から抜いてきた小さな株が成長したもので
思い入れがあります。
子どものころよく遊びに行った山で見つけたもので
馬酔木と名前がわかったのは数年後で、
庭木として価値がないこともわかりました。

昨年4月にブナ林のある天城山を歩いていたら
馬酔木の大群落に出会いました。
馬酔木はシカが食べないのでどの山でも元気です。
白い花が鈴なりに咲いていて驚いたことがあります。
そのとき八丁池で撮った自分の写真をこのブログのプロフィールに
使っています。

馬酔木から俳人の水原秋桜子を思い出します。
彼は高浜虚子の「ホトトギス」から独立して、「馬酔木」を創刊しました。
水原秋桜子の馬酔木を詠んだ次の句が知られています。
馬酔木咲く 金堂の扉にわが触れぬ

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。