写真は猫ツキ。
16日に「~未来とつながる憲法カフェinたんば~」の講演のお誘いを受けて行ってきました。
講師は尼崎市在住のママ弁護士、弘川 欣絵(ひろかわ よしえ)さん
「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」http://www.asuno-jiyuu.com/で活動をされています。
「安保法制を考える丹波お母さんと若者有志の会」の方たちが中心になって、この講演会をされたようで、赤ちゃんや子どもさんを連れたお母さんや家族の方がたくさん来られていました。託児スペースも用意されてました。
休憩時にフェアトレードコーヒー&おかし&みかんが用意されてました。
(講演内容をまとめる能力に乏しい私は、いつもボイスレコーダーに頼ってますが、そのボイスレコーダー持ってきたものの電池切れか操作ミスかうまく録音できてない(泣く)メモもとってないし(泣く)前にもそういうことあったような・・・ちゃんと報告できなくて残念ですが・・・間違いなく操作できるボイスレコーダーが必要ですね!)
私は憲法のことそんなに知らないでいたので講演とても興味深く聞きました。
資料として日本国憲法の全文をコピーしたものがありました。かなり小さい字ですがA4用紙二枚分。この用紙二枚分の中に私たちが暮らす日本の憲法としてあるのです。
その憲法が改正されようとしている。国民にとっていい方に改正されるのでしたらいいのですが、無関心でいたり知らずにいると大変なことになってしまう恐れもあります。
憲法改正の国民投票では、投票した人の過半数が賛成なら改正されてしまうルールなのだそうです。ということは投票に行った人の人数で決まるということです。よくわからない、無関心のままで済ましていると大変なことになってしまいそうです。
自民党が出した改憲草案ってどういう内容なのか。
リーフレットを参照すると
基本的人権は人が生まれながらに持っているもの(天賦人権)という考えを採らずに、権力が「秩序」維持を目的に国民の人権を容易に制約できる内容に。数々の義務も設けられていて、立憲主義(国民が権力を憲法でしばる)の考えとは逆に、憲法は国民をしばるものになっている。
とあります。
憲法99条【憲法尊重擁護の義務】天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
国民に義務があるのではなく、国会議員たち、政治をする人たちにこの憲法を尊重し擁護する義務があるのです。憲法をちゃんと守るように、国民が権力を憲法でしばるという形なのです。
長い間、憲法を改正しようという世論が起こらなかったのは今の憲法が国民に浸透しているからなのです。
今、その憲法を変えようとする動きが強くなっています。どういう方向に変えようとしているのか、憲法が改正されるとどういうことが予想されるのか、国民はちゃんと知っていないといけないのです。
憲法が国民をしばるものになってしまうことのないように。
議員たちを選ぶのは私たち国民です。しかし・・・選挙となると誰に投票したらいいのかわからない・・・ちゃんと勉強しなければいけないなと思いました。