以前にテレビで、あぶら麩を作っているところを見て、一度食べてみたいと思ってました。
お麩はそんなに食べる方ではないのですが、気になってました。
ずーっと気になってて・・・すると今日スーパーに!
輪切りにして水でもどして、
にくじゃが風に作ってみました。
さてさてお味の方は・・・って、麩自体にそんなに味があるわけではないので、にくじゃが風のお肉役という感じで味がよく染みてました。
**麩***豆知識*
麩とは上質小麦粉のたんぱく質(グルテン)を主原料とする低カロリー食品。
消化吸収率は90%以上と非常に高い穀物加工品。
ナイアシンやグルタミン酸も多く含まれ
ナイアシンは糖質・脂質・たんぱく質の代謝にかかわり、
グルタミン酸は脳の活性化にかかわるといわれてる。
消化されると脳の発達に欠かせないグルタミン酸になるので、離乳食や成長期の子どもに適した食材。
麩の作り方は至ってシンプルだ。小麦粉を水で練って作ったグルテンと小麦粉1対1に水を加えて約1時間熟成させる。
そのあと、白くなるまで練り上げ、30分ほど水に浸して2度目の熟成をさせる。
これをのばして焼くと車麩などの焼麩になる。
栄養豊富で保存も利く焼き麩の特徴は地域色の強さだろう。
麩は台風襲来時に生鮮食品が手に入りにくかった沖縄や、雪に閉ざされた東北や北陸の貴重なたんぱく質補給源だった。
そのため、今でもこの地域では麩の消費量が多くなっている。
地域限定では宮城の県北地方の油麩(麩を植物油で揚げたもの)、山形県の板状になった庄内麩、山口県の丸餅状の安平(アンペイ)麩など、形も食感も様々な麩が作られている。