こんなの作ったよ。みつけたよ。

毎日の生活のなかで
埋もれてしまいそうな
そんな
何かを…

いちご

2019-05-19 | 日記
いちごの収穫がはじまりました。


最近聞いた感動したお話し。忘れないように書きとめとこ。
一人ひとり、生きた年数それぞれのドラマがあるんだな・・・

おばあちゃんは一人暮らし。月一回、一時間車を走らせ私はおばあちゃんに会いに行く。そして一緒に回転寿司を食るというのが定番。
先日おばあちゃんがうれしそうに「Kちゃんが宮崎から家族を連れて来てくれた。総勢7人がこの狭い部屋に」と。
そしてそのKちゃんのことを話してくれた。
おばあちゃんの旦那さん(おじいちゃん)はもう20年くらい前に亡くなっているが、そのおじいちゃんの若いときの知り合い。おじいちゃんが勤めていた会社に高卒でKちゃんが入社してきて、目をかけていたのだそうだ。おじいちゃんは独立を考えていて、そのころKちゃんに「わしが独立して会社を作るまでここでがんばれ」と言い、おじいちゃんは何年かして会社を作り、Kちゃんを呼び寄せたそうです。もう何十年も前の話しだが、そのKちゃんとはお付き合いがずーっと続いている。おばあちゃんは毎年手作りのイチゴジャムを送り、宮崎からは日向夏が毎年届くのだそうだ。

感動話しその二。
これも最近聞いた話し。
ある知り合いの会食で、お酒が入っていい気分のその方(kaちゃん)はなんで学校(中学校)の先生になったのかを話しだした。kaちゃんは動物が好きで獣医師になりたいと思っていた。その思いは固かったはずなのにある日大学の先輩に呼び出され狭い喫茶店で2時間くらい説教されたのだそうだ。そして帰りがけには自分は学校の先生になると気持ちが変わってたらしい。洗脳された~と笑ってた。(内容はうろ覚えなのではしょります。)
kaちゃんは柔道をしていたので中学校で柔道の顧問をすることになった。その中学校はとても荒れている学校だったらしく、全校生徒の前で挨拶をするときkaちゃんはガタガタ震えて話しをしたらしい。きちんと整列している生徒は少なく、何人かの生徒は前列で胡坐をかいて座りにらみつけてる様子。(そのときの話しもうろ覚えではしょりますが)、「・・・自分はガメラだ・・・」というようなことを話したそうです。そして集会が終わって職員室に入ろうとしたら、胡坐をかいて座ってた金髪の男の子が駆け寄ってきて「ガメラ~、ガメラ~」と言ったので、もうビビったと。と、それからがすごい。その男の子が柔道部に入ってきたのだそうだ。そして、その男の子は柔道をまじめにつづけて、いつのまにか金髪ではなくなってた。
kaちゃんは今は定年退職してますが、毎年柔道の教え子たちとの集まりがあるそうです。
この会食のときも十年くらい前に柔道を教えてもらった生徒(今はりっぱな妊婦さん)が同席。
テレビドラマにありそうな話しが実際にあったんだと感動。