牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

繁殖雌牛の育成(7)

2009-04-10 00:01:28 | 雌牛


繁殖用子牛について、導入から育成中に行うことが様々ある。
先ず、①各種予防接種を行う。②導入したら移動報告を行う。③任意で家畜共済などに加入する。④除角する。⑤鼻環を装着する。⑥矯角をする。⑦引き運動をする。⑧日光浴をさせる。⑨手入れをする。⑩削蹄を定期的に行う。⑪調教をする。⑫種付けを行う。⑬登録検査を受けるなど、拾い上げるときりがない。
これらの一つひとつ全てを行う必要があるかないかは、それぞれの畜主が判断して実施すべき内容である。
その中で子牛の導入以降不可欠なのが、①②③⑨⑩⑫⑬位いなものである。
ただ、畜主の飼養規模や従事者の数や年齢等、施設の内容等によっては、④除角や⑤鼻環装着などは必要なケースもあろう。
除角して、さらに矯角とは矛盾しているが、除角しなければ矯角も視野にあることから羅列した。
次回から、これらの一つひとつについて、記述する。