九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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市民ランナーとエリートランナー。

2011年03月01日 07時34分58秒 | 観戦・感想(投稿者・忍者)
今日からテスト前自主練習で米沢には9日間ほど行く必要がありません。練習に行かないで良いことなど何もなく車のガソリン代がかからない程度です。それでも以前と違いハイオクではなくレギュラー車になったのでだいぶ楽になりました。先日の2月27日(日)東京マラソン大会がありました。33万人の応募があり抽選で3万6千人が走ったとの事です。男子の部で日本人トップで3位に入賞したのは川内優輝選手(埼玉県庁)でした。2時間8分37秒で走った記録も凄いものでした。しかし、マスコミは市民ランナーが世界キップを掴んだとか、実業団選手は形無しだとか、陸連幹部も実業団を1喝したとか、書かれていました。どこが単なる市民ランナーなのか、競技の実績を見れば分かるはずです。高校は陸上競技の名門春日部東高校。駅伝で関東大会まで出場し、大学はあまり陸上の強くない学習院大学であったものの。大学3年、4年、と関東大学の選抜選手で箱根駅伝を走っています。かなり上位の記録で走り実業団の勧誘もかなりの数であったとのこと。つまり、能力が高いのです。競技力ばかりではなく、基礎が出来ていて、自分でやれるのですから、選手として人間としての能力も高いのでしょう。毎日の練習は緻密であるし、土曜日は毎週43キロを走るトレーニングをしているとのこと。健康の為、趣味の為、走るのが好きだから、の市民ランナーではないのです。陸上競技は簡単に強くはなれないし、苦労なしに英雄にはなれないと言う事です。目標はオリンピック出場とのこと、23歳とまだ若いエリート選手です。頑張ってください。
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