まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

イルミネーション

2012年12月19日 | 日記

経済番組のOAが終わった後
大手町から東京駅までブラブラと歩いた。

さほど寒くはなかったが
見上げればもうすっかり冬枯れの街路樹。
今年も残すところ・・・と、ついつい指を折ってしまう。

皇居のお濠も静まり返って
水面に美しくネオンを映している・・・と思ったのだが。

鴨が元気に夜遊びをしている。
オイオイ、そろそろお家に帰る時間じゃないのか。
て言うか、帰るところあるのか?

この時間でも皇居ランナーは走っている。
ぼやぼや歩いている私の横をビュンビュン追い越していく。
まあ、いろいろ事情はあるのだろうけど
ジョギングはお天道様の下でするものではないだろうか。

楽しく語らいながら走るカップル。
なるほど、こういうデートもあるんだなと納得。
オジサンはそんな経験がないからちょっと、否、かなり羨ましいぞ。

イタリアンレストランから拍手と歓声が聴こえてくる。
やはり忘年会だろうか。
そう言えば私も今週は「忘年会ウィーク」である。

丸の内イルミネーション。
都内各所はクリスマスイルミネーションの最盛期だが
ここはちょっと地味だ、でも意外に好きかも・・・

今年、スカイツリーと並んで大流行りだった東京駅。
夜景もどこか重厚感がある。
腹が減ったのでどこかで一杯とも思ったが
最近飲み過ぎなのでここは自重、中央線の快速にのって家路についた。

地下鉄の駅から自宅へ向かう途中
団地の一室にキラキラとイルミネーションが見えた。
以前はあちこちで見られた光景だが、最近はめっきり少なくなった。
やはり不況の影響だろうか、急に切ない気分になる。

ブレてしまった灯りが涙でにじんだように見える。
イルミネーションを見ると妙にしんみりしてしまうのは何故だろうか。
今年も残すところ・・・と、また指を折ってしまう。