まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

つぶらな花です。

2016年05月31日 | 日記

好きな花はいろいろありますが
この季節のアジサイは
三本指の一つに入るかも知れませんねえ。

お掃除バイトに通うマンションの横に
紫陽花がテンコ盛りに咲く古い木造アパートがあります。
こうやって見ると大したことありませんが・・・

近づくとかなりの迫力です。
私の背丈よりはるかに大きくて立派です。
ただ、一階の窓部分がすっぽりと紫陽花に隠れてしまって
日当たりが悪いのが唯一の難点でしょうか。



昼休みにお弁当を食べながら
ラジオを聴いていると紫陽花の話をしていました。
タレントだったか女子アナだったか・・・

 「今日は雨ですが紫陽花がいい風情ですねえ」
 「ホントですねえ。つぶらな花が雨に濡れて素敵ですよね」

つぶらな花・・・
ちょっと意外な表現に驚くと同時に
なるほどなあ!と思わず感心してしまいました。
紫陽花の小さな可愛い花びらを
人間の「つぶらな瞳」に例えるなんて
彼女の詩的なセンスに拍手を送りたい気分でした。



もともとそういう表現があるのかどうかは知りませんが
確かに「つぶら」は言い得て妙ですね。
人間の「瞳」と同様に
花の色も形状も本当に千差万別ですし
それがひしめき合っている様子は実に人間臭いです。
ちなみに「つぶらな瞳の女性」は
私も大好きです。(笑)

  あじさいの はなやぐ雨や つぶらなり (杉作)


花の名前を聞く

2016年05月30日 | 日記

豊島園の駅です。
仕事帰りについウトウトして乗り過ごしてしまい
終点まで来てしまいましした。

豊島園は「あじさい祭り」が開催中でした。
この季節、恒例のイベントですが行ったことありません。
それにしても150種1万本とは凄いですねえ。
紫陽花にそんなに種類があるとは・・・

紫陽花と一緒に咲いている黄色い花が気になりました。
駅前広場を占領するように盛大に咲いています。
うーん、どこかで見た覚えはあるのですが
どうしても名前が思い出せません。
いつもなら「仕方ない、帰って調べるか」となるのですが
気になって気になってどうしようもありません。

駅員さんに聞いてみることにしました。
  
  「そこに黄色い花が咲いてますよね」
  「黄色い花・・ああ、今年もよく咲いていますねえ」
  「アレ、なんという花かご存じですか」
  「申し訳ない。そっちの方面は全く駄目でして」

どっちの方面なら大丈夫なのですか?
とツッコミを入れたいのをぐっと我慢して
すぐ隣のコンビニでも女性店員をつかまえて聞いてみました。

  「黄色い花ですか・・・」
  「ホラ、そこにいっぱい咲いているでしょ!」
  「少々、お待ちください。店長、店長!」

愛想よく現れた店長も寂しく首をひねるばかりでした。

私が好きな「ビヨウヤナギ」という花によく似ています。
でも、よく見るとオシベの感じが違うようです。
ちょっと意地になってしまいました。

  スマホ女性「ごめんなさい、ちょっと・・・」
 孫連れ女性「ええ、ええ、あちこちに咲いてますよねえ」
 喫煙中男性「見たことあるね。うん、見たことある」

結局、五人ほどに聞きましたが
誰もわからず、諦めて帰り道に向かいましたが
その途中で花屋さを発見!

 店主「あれはビヨウヤナギという花によく似ていて・・」
   「そうですよね!僕も最初はそう思ったんですが」
 店主「違うでしょ。あれは金糸梅という花です」
   「金糸梅・・・ああ、金の糸の梅と書いて金糸梅!」
 店主「正解!」

胸のつかえが瞬時に氷解してホッとひと息。
さすが花屋さん!感激の思わずハグしそうになってしまいました。
まあ、ただ、それだけの話なのですが・・
それにしても、皆さん、本当に花の名前を知りませんねえ。
と言うより、花そのものに興味がありません。
別に花の名前など知らなくたってどうってことありませんが
花の名前を知ればもっと人生は豊かに
楽しくなるのになあ、などと思った思ったのでした。



象のはな子が死んだ

2016年05月29日 | 日記

もうご存じと思いますが
東京・武蔵野市の井の頭自然文化園で飼育されていた
アジア象の「はな子」が亡くなりました。

国内最高齢の69歳だったそうです。
私が初めてはな子のご尊顔を拝したのは2年前の秋でした。
取材の帰りにブラリと立ち寄った井の頭公園。
園内放送で「間もなくはな子の観覧時間が終了します」の
アウンウンス流れた瞬間、なぜか脱兎のごとく走り出していました。

はな子は見るからに老体でしたが
動きは意外に軽快で独特のリズムをとりながら
のっし、のっしと歩き回っていました。
私なんかよりはるかに元気そうに見えました。(笑)

なぜか私のことを気に入ってくれたようで
何度も近づいて来ては「笑顔」をふりまいてくれました。
多分、笑顔だったと思うのですが・・・
目の前で見る象の巨体の迫力は感動的ですらありますねえ。
地球上で最も巨大な動物の神々しさと言うのか
私もお返しに童謡の「象さん」をフルコーラスで歌ってやりました。

はな子が日本にやって来たのは戦後間もなくです。
昭和24年と言えば私が生まれる前ですし
日本にまだ「戦争」の傷跡が色濃く残っていた時代でしょうか。
まさしく「平和の使者」だったに違いありません。
当時はまだパンダなどいませんでしたから
紛れもなく動物園のヒーローでした。

はな子とのご対面は
残念ながらこれが最初で最後になってしまいました。
5月26の夜、横になったはな子は
そのまま起き上がらなくなり眠るように亡くなりました。
飼育員さんが何度か寝返りを打たそうとしても
「もう、いいよ」とでも言いたげに
苦しまず暴れることもなく静かに息を引き取ったと言います。
まさに堂々たる大往生でした。

合掌。


オバマ&ダービー

2016年05月28日 | 日記

歴史に残る行動でした。
もちろん様々な深謀遠慮があったとは言え
オバマでなければ出来ない勇気ある決断だったと思いますね。

でも、演説はイマイチでした。(笑)
心に響くという点ではプラハの演説には遠く及びません。
今さら謝罪などしなくていいから
核兵器を使用した唯一の国の大統領として
原爆資料館を見た率直な感想を聞きたかったのですが・・・



結局「核なき世界」など絵空事ですね。
核兵器は「廃棄」どころか「拡散」の方向に向かい
今や軍縮の気運すらありません。
慰霊碑に刻まれた「過ちは繰り返しませぬから」の碑文も
すっかり色あせたように
戦争は相も変らぬ地球上の現実です。
オバマ大統領はどんな思いでこの花輪を捧げたのでしょうか。



さて、強引に話題を変えて
明日は競馬の祭典「ダービー」ですねえ。
オバマ大統領が競馬ファンかどうかはよく知りませんが
競馬の世界のリーダーを決める注目のレースです。
最近は外れ続きで自信がありませんが・・・

私はディープインパクト産駒の「マカヒキ」に一票です。
なかなかユニークな馬名でいいですねえ。
冬場はずいぶん「モモヒキ」のお世話になりましたが
寒さからも解放されたので思い切ってマカヒキで勝負したいと思います。
単なる語呂合わせで何の根拠もありません。(笑)
でも、見事に的中して「ウヒヒ」と行きたいものですねえ。


伊勢志摩サミット

2016年05月27日 | 日記

伊勢志摩サミット開催中です。
サミットそのものには格別の関心はありませんが
伊勢志摩はいいところですよ。

関西出身の私にとって伊勢志摩は昔から馴染み深い観光地です。
手軽に行けるリゾートといった存在でしょうか。
取材やレジャーで何度出かけたか数え切れませんねえ。
サミット会場の志摩観光ホテルも一度だけ宿泊したことがあります。
賢島の高台に立つ高級リゾートホテルは
和のテイストがいたるところに漂っていて実に落ち着きます。
この写真は古いですがサミツトを前に大幅なリニューアルをしたようで
近代的な新館はさらにグレードアップしていますねえ。

ホテルから見る夕景が素晴らしいんです。
確か「日本の夕陽100選」にも選ばれていたと思いますが
真珠の養殖イカダが浮かぶ波静かな英虞湾に
真紅の夕陽がゆっくりと沈んでいく光景は本当に一幅の絵のようで
ただただ溜息しかありません。
皆様にもぜひ一度英虞湾の夕陽を見て欲しいですねえ。



ホテルの名物料理は何といっても「伊勢海老のアメリカンソース」です。
私自身は伊勢海老はあまり好きではないのですが
ホテルの元総料理長である高橋シェフ考案による伝統のソースは
本当に「絶品」と言っていいほどの美味しさで
日本全国からわざわざ食べに来る人が多いのも頷けますねえ。
サミット担当が女性シェフだったのには驚きました。
伊勢志摩は昔から「美し国」と呼ばれたように
本当に美味しいものが多いんですよ。

 

さて問題のサミットですが・・・
これだけ経済が複雑化、グローバル化して混迷度の度を深めて来ると
もはやG7で世界を先導することなど妄想ですねえ。
各国の経済事情はもちろん、テロにも難民問題にも温度差があって
安倍首相が力説する「一致団結」団結など小学生の運動会に任せておいて
G20も含めてもっと別の枠組みを考える時期ではないでしょうか。
中国もロシアもいない場所でいったい何を決めるのか?
これだけ大騒ぎして多額の税金を使ってもほとんど意味がなく
オバマ大統領の引退を花道に
サミットも今年限りということにしたらどうでしょう。