まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

桃の実を食べて見た

2016年06月30日 | 日記

街のあちこちで
ヒマワリを見かける季節になりました。
いつ見ても本当に明るくて陽気な花ですよねえ。(笑)

ヒマワリが咲くといよいよ夏本番です。
天気予報によると今年の夏はかなりの「猛暑」のようで
暑がりの私は今から戦々恐々!
熱中症予防にビールで水分補給ばかりしています。(笑)



街のあちこちで
ノウゼンカズラを見かける季節でもあります。
この花もヒマワリと同様に暑さに強く
夏の間じゅう、逞しくオレンジ色の花を咲かせ続けます。
つる科の植物でいろんなもの絡みつきながら
ドンドン伸びて行きますが
私も妙齢の女性に絡みつかれたいものです。(笑)



そんなバカなことを考えながら
石神井川沿いを自転車で走っていると・・・あれれ?
ピンクの実が無数にぶら下がっています。
スモモの実のようにも見えますがちょっと違いますかねえ。
通りすがりのジョギングご夫婦をつかまえて・・・

 「これ、何の実かご存じですか?」
 「ああ、桃ですよ、桃の実」
 「え、モモですか!あのスーパーに売っているモモ?」
 「そうそう、今年もよく実ったねえ」
 「これ、食べられるんですか?」
 「ちょっと小振りだけど食べられるそうですよ」
 「鳥が突いているから食べられるんじゃないの」
 「私たちは食べたことないけど」

で、食べてみました。
下に落ちていた実を丁寧に洗って食べてみると・・・
まさしく本物の桃でした。
まだ完熟前なので水分は多少モノ足りませんでしたが
そのぶん逆に香りが瑞々しく
思わずかぶりついて陶然となってしまいました。

うーん、明日は買い物袋持参で押しかけるか!(笑)


村下孝蔵 『初恋』

2016年06月29日 | 日記

昼休みに弁当を食べながら
ラジオを聴いていたら懐かしいメロディーが流れて来ました。
村下孝蔵の大ヒット曲『初恋』です。

彼が亡くなってもう17年です。
当時、フォークソングはすでに下火でしたが
ちょっと切ないようなメロディーと甘く透明感のある歌声で
妙に耳に残る曲でした。
その時はただそれだけの記憶だったのですが・・・

その後、担当していた音楽番組で
たまたま村下孝蔵の『初恋』を取り上げることになり
ディレクターとともに生まれ故郷の熊本へ。
この「初恋」のルーツとなった
水俣市立第一中学校や当時の同級生たち
デビュー以来、全曲を手がけて来たプロデューサーの須藤豊氏
編曲家の水谷公生氏などに取材を重ねました。
取材した誰もに共通しているのが
この曲と、この曲が生まれた時代の空気を
今もまるで『宝物』のように大切に思っていることでした。

 

村下孝蔵 初恋

  五月雨は緑色 悲しくさせたよ 一人の午後は
  恋をして淋しくて 届かぬ想いを暖めていた
  好きだよと言えずに初恋は ふりこ細工の心

  放課後の校庭を走る君がいた
  遠くで僕はいつでも君を探してた
  浅い夢だから胸をはなれない

初恋は誰にとっても
せつなく甘ったるい青春の記憶ですね。
思い出せば気恥ずかしくて消え入りたいような体験です。
でも、だからこそ胸に残り続けるのでしょうね。

1999年6月24日
村下孝蔵はこの名曲を残したまま
わずか46歳の若さで突然亡くなりました。
私と同い年でした。


サラメシ

2016年06月28日 | 日記

NHKの人気番組に『サラメシ』がある。
サラメシの意味は「サラリーマンの昼飯」の略であるが
なかなかよく出来た情報バラエティーである。

番組ナビゲーターは俳優の中井貴一。
昼飯から「働く人の今」が見えて来る、がキャッチフレーズで
毎回、さまざまな職場のさまざまな昼飯が登場する。
もちろん昼飯の中身も興味津々だが
働く人たちの「仕事」が見えて来るのが何とも愉しい。
情報バラエティーの体裁をとりながら
優れたドキュメンタリー番組になっているのが味噌である。

一口に昼飯と言っても人さまざまである。
手作りの愛妻弁当もあれば社食の日替わりメニューもある。
外に食べに行く人もいれば出前を取る人もいる。
共通しているのは、しばし仕事から解放され
ランチタイムを楽しむ人々の和気あいあいの笑顔である。

私も以前「社長の昼ごはん」という
バラエティー番組を担当したことがあったが
社長の人柄や素顔が垣間見えてなんとも愉しい仕事だった。

最近は日本で働く外国人も多い。
それぞれの国にそれぞれ独自の「食文化」があって
彼らが日本の食文化をどう受けているか
これもまた実に興味深い。
日本の国際化は昼飯の世界でも確実に定着しているのである。

ということで・・・
こちらが本日のわが「サラメシ」である。
お掃除バイトを始めて以来
週に5日はこの愛妻弁当(?)を食べている。
いつも健康を考えて「海苔」の味噌汁と食後のヨーグルトを追加。
この日はデザートに旬のスイカもついているぞ!

現在、バイト仲間は私も含めて7人だが
弁当が5人、外食が2人。
紅一点のパン好きの女性は必ず手作りのサンドイッチ。
33才の独身若手は前日の晩飯のおかずを
朝炊いたご飯の上にぶっかけただけのオリジナル丼。
昼飯にもそれぞれ個性があって面白い。

私も「サラメシ」に応募して
NHKが取材に来てくれないかなあ、などと思う。
例えば「清掃員のクリーンな昼飯」なんてタイトルで。(私)
吹きだまり・・・などと言うと失礼だが
ここの職場は数奇な経歴と過去を持つ人がほとんどで
まさしく人生模様の宝庫である。
そのうち一遍の小説にしたいと構想を練っているのだが・・・







 


 

 

 

 

 

 


ダボハゼ読書

2016年06月27日 | 日記

なかなか本を読む時間がないなあ・・・
と日頃から歎きつつ
久しぶりに図書館の前を通ったので借りてみた。

司馬遼太郎の作品はほとんど読んでいない。
高校生の頃に「竜馬がゆく」を読んで感動した記憶はあるが
その後、手に取った「坂の上の雲」は途中で挫折。
もともと歴史が苦手なせいかどうも相性がイマイチである。
こんなことではいけない。
私もすでに立派なオジサン世代なのだから
もっと日本を代表する歴史作家のエッセンスに触れなければ・・・
そんな思いで「入門書」を借りてみた。(笑)

このブログにいつも俳句とも川柳ともつかぬ
駄句を恥ずかしげもなく投稿している。
読者からの反応は全くなく完全に無視されている。
まあ、なんちゃって俳句だから仕方がないとも言えるのだが
もっと読者が唸るような名句をひねり出してみたい。
尊敬する金子兜太先生に教えを乞うことにした。

藤原新也は写真家である。
同時に作家であり思想家でもある。
若い頃からインドやアメリカ、東京を放浪しながら
写真とエッセイを組み合わせた作品を次々に発表し高い評価を得て来た。
そんな彼がインドを活写した「メメント・モリ」は
人間の死を深い視点で見つめた写真集である。
懐かしくて思わず手に取った。

大沢在昌のファンである。
彼のハードボイルド小説はほとんど読んでいる。
ミステリーや推理小説もいいが
謎解きやトリックよりも主人公の人間性に強く惹かれる。
ストイックな生き方や荒ぶる魂に共感を覚える。
彼の代表作である「新宿鮫」シリーズは
レイモンド・チャンドラーを凌ぐハードボイルド小説の金字塔ではないか?

シャレで借りてみた。(笑)
今さら芥川賞や直木賞でもないし
とてもそんな実力はないことは重々承知しているのだが
以前から書きためている小説(もどき?)があって
何とか日の目を見させてやりたいと思う。
ただ、とにかく時間がないし、時とともに集中力も欠けて・・・
などと云い訳をしているうちはダメである。

という訳で、読者諸兄はすでにお気づきと思うが
わが読書には傾向やこだわりが全くない。
作家への執着や作品の硬軟も全然お構いなしで
面白いと思うものに片っ端から飛びつぎ
すぐに飽きてしまう「ダボハゼ」のようなものである。
いい年こいてこんなことでいいのかなあ
と、痛切に思うのである。


珍客来たる!

2016年06月26日 | 日記

これ何だかわかりますか?
蝶か蛾か定かではありませんが「青虫」です。
昆虫の赤ちゃんですねえ。

クチナシの葉っぱの上で
モゾモゾと動いているのを見つけて
おっかなビックリ新聞紙の上にのせてみました。
私、こういうの全く触れないのですが
あざやかなビロードような光沢があってキレイですねえ。
もちろん生まれたばかりの青虫は
北朝鮮情勢など知るよしもないのでしょうね。

仕事から帰って来ると
わが家の玄関先の廊下で「珍客」を発見!
えーと、これは何でしょうか?
マツムシとかクツワムシの仲間かも知れません。
マンションは14階ですが
こんなところまでどうやって昇って来たのでしょうか。
聞いても答えはありませんでした。

おお、ガマガエルの散歩ですよ!
近くの「カエル池」からたまに這い出して来るんです。
夜中に見たことはありますが
白昼堂々の散歩は初めてかも知れません。
先日、子供が捕まえて見せびらかしていましたが
オジサンは恐怖で卒倒しそうでした。



そのカエル池では「コシアキトンボ」が飛んでいました。
黒と白のハーフトーンでカッコいいです。
夏になると昆虫や小動物の活動が活発になって
公園は一気に賑やかになります。
虫は大の苦手ですが「生命賛歌」の季節は大好きです。
いよいよ本格的な夏です。