真夏の美女たち

今日で７月も終わりですね。
昨日は気温はさほど高くないのに蒸し暑い日でした。

そのせいでしょうか・・・
ジョギングも体が重くてペースが上がりません。
無理は禁物なのでスローダウンしてウォーキングに変更。

まさに盛夏です。
楽しい夏休みも４分の１が過ぎました。
子供の頃は、休みはまだまだ３０日近くもあるのに
８月の声を聞くと急に気持ちが萎んで「ああ！」などとため息をついたものです。（笑）

野球部のジョギング。
暑苦しさが倍増してしまいました。（笑）

炎天下のカップル。
暑苦しさが三倍増になってしまいました。（笑）
でも、青春は体にも心にも思い切り汗をかく季節なんだよなあ・・・

汗をいっぱいかきながらトンボを追っていました。
この頃に戻りたい・・・
とは思いませんが、心はいつまでも少年のままでいたいですね。

美女とすれ違いました。
人気の「檀蜜」を３倍ぐらい品よくしたようなセクシー美人。
黒い日傘を手に、しなやかな足取りで陽盛りの向こうへと消えて行きました。
一瞬、涼風が吹き抜けるようでした。

美女を見かけました。
夏祭りが近いのか一生懸命、横笛の練習中でした。
その音色とメロディーが何とも涼やかで可愛らしく聴き惚れました。
ポニーテールの清純さで点数倍増でした。（笑）

美女かどうかはわかりませんでしたが・・・
真夏の木洩れ日の中を走る自転車少女の後ろ姿が素敵でした。
背中にはプール用具を背負っていました。

で、オジサンは思ったのです。
女性の美しさの根源は外見の姿かたちではなく
結局、その人が「輝いているかどうか」ではないのかと・・・
言いかえれば内側から発散する「生気」のようなものではないかと・・・

さあ、八月も暑さに負けずにイキイキと行こう！（カラ元気）

 

暑中お見舞いです。

連日、暑い日が続いています。
皆様方におかれましては体調などいかがでしょうか。

今年はまだ暑中見舞いを書いていません。
多分、このまま書かないで夏が終わってしまうと思われますので
この場をかりて暑中お見舞い申し上げます。

いつものようにジョギングに出かけようとすると
セミが廊下をノソノソと散歩中で思わずギョッとしました。
私、セミは苦手なんです・・・

公園の地べたはセミの穴だらけです。
セミの儚い一生を思うと静かに瞑目するしかありませんが
それにしてもうるさいです。（笑）

　　　　　八月や　ただうるさいだけの　蝉時雨　　（杉作）

ふと頭上を見上げるとドングリがもう秋の準備中でした。

トチの実もいい感じに色づいてきました。

こちらはコブシの実ですね。
こんな風に袋状に実って秋にはピンクに色づきます。

おお、もう萩の花が咲いていますよ！
秋の花だと思っていましたが、この頃から咲くんですねえ・・・

飛んでる赤トンボも「アキアカネ」です。
ひょっとしたらナツアカネかも知れませんが・・・

アザミです。
アザミも秋のイメージが強いですが、果たしてどうでしょうか？
そう言えば「アザミの歌」なんてのがありました。

　　　　♪　山には山の　愁いあり　海には海の　悲しみや・・・

愁いを秘めつつ確実に「秋の気配」は兆しているようです。
皆様におかれましてもご自愛され
どうか無事に夏を乗り切って欲しいものです。

帰り道、ヒキガエルも散歩中でした。
子供の頃はイボガエルと呼んでいましたが健在のようです。
カエルを見ながら帰ることにしました。

 

柴犬しばわんこ

思い切り夏空です。
昨日も思い切り暑かったですね～。

昨日も走りましたよ。
猛暑にも負けず頑張って走りました。
本格的に汗をかく季節になって体調もいいですねえ～。

休憩と水分補給です。
おかげで「熱中症」の兆候はまだありません。
ふと見ると、暑さに負けず元気に走り回っている奴がいます。

柴犬くんです。
ご主人が遊んでやろうとサッカーボールを蹴るのですが
本日はそういう気分ではないらしく、全く無視して走り回っていました。（笑）
気まぐれなのか、意志が強いのか・・・

帰り道でまた柴犬を見かけました。
公園の商業施設の前に２匹仲良くつながれていました。
なんか可愛いなあ・・・久しぶりに「犬ごころ」が疼いて近づいてみました。

尻尾がクリンと巻いているところが可愛いですね。
兄弟なのか、互いにしっかりと寄り添って見るからに仲がよさそうです。
ご主人の姿を探して「クンクン」と不安そうな声でした。

　　　「暑いけどこんなところで大丈夫？」
　　　「・・・・」
　　　「君たち名前なんて言うの？」
　　　「・・・・」

犬なで声で話しかけても振り向く素振りがありません。
見ず知らずの人に話しかけられても無視するようにと教えられているのでしょうか。
柴犬の性格はよく知りませんが、かなり飼い主に忠実なようですね。
そう言えば、我が家にこんな本があることを思い出しました。

息子の本棚にある絵本です。
川浦良枝さんの「しばわんこの和のこころ」。
確か子供が小さい頃にねだられて買った本だったような気がします。
とにかく絵が可愛いんですよねえ～

主人公は柴犬の「しばわんこ」。
隣で寝ているのは三毛猫の「みけにゃんこ」です。
この二人（？）を通して日本の古くからの伝統や風習（和のこころ）を紹介していて
犬好きの方には有名な絵本だそうです。

この「しばわんこ」が妙に人間臭いと言うかオッサンぽくて
ついついオジサンも惹きこまれてしまいます。

犬猫以外の登場人物も多彩で笑えるエピソードも盛りだくさん。
なかなかよく出来た絵本で、結構、内容も濃いです。
オジサンも知らないことが多くて大いに勉強になりました。

皆さんも、ぜひ一度、手に取って見られたら・・・

柴犬たちの視線が一点に集中しました。
どうやら買い物中のご主人様が戻って来られたようです。
そこで私も退却となった訳ですが・・・

ご主人様は柴犬の可愛さに似合わず、うーん、かなり強面のオジサンでした。
ああ、話しかけなくてよかった！（笑）

 

涙と笑いの隅田川花火

昨日は隅田川の花火大会でした。
言わずと知れた日本三大花火大会、東京の「夏の風物詩」です。
ところが夜の７時前から・・・

私はいい調子で晩酌のビールを飲んでいたのですが・・・
東の空ににわかに黒雲が湧き上がり、不気味な雰囲気になって来ました。

やがて雷鳴がして閃光が走ると雨も降り始め
巨大な黒雲はゆっくりと新宿方面へと移動して行きます。
これはえらいことになるぞ、花火大会はどうなるのか・・・変な期待がありました。（笑）

テレビをつけると何事もなく花火大会の中継は始まってしました。
あれ、隅田川は降ってないのか・・・ちょっとガッカリしながらも花火にビール。

今年のウリはやっぱり東京スカイツリーですね。
やたらにこの映像が多かったのですが、空は不穏な雰囲気になって来ました。

テレビ中継の司会役は俳優の高橋英樹さんです。
近づく「不安」をあえて無視するように何事もなく司会をつとめておられました。

これなんかいいカットですねよえ。
浴衣姿の女性リポーターが周辺各所に配置されていて
祭り情緒を盛りたてる演出です。

ところが間もなく・・・無情にも容赦なく雨が降り出した来ました！

見物客も一斉に傘を差し始めています。
通り雨程度ならいいのですが雨はドンドン激しくなり
やがて稲光が走り雷鳴がとどろきます。

そして、ついに花火大会の中止が発表されました。
雨もさることながら雷の「危険」を考慮してのことと思われます。

降りしきる雨の中「失望」と「落胆」の列が引き上げます。
まあ、観客の皆さんは、この後、飲み屋にでも繰りこめばいいのでしょうが
露天商関係の方々は相当な損害だったと思われます。

加えてテレビ中継スタッフにも同情します。
この日のために様々な準備をし、山ほど打ち合せをして来たのに・・・
私も長年「祭り中継」を経験して来ただけに
その無念の胸中を思うと涙を禁じ得ませんでした。



せっかくの屋外スタジオセットも水浸しです。
高橋英樹さんの浴衣もビショビショで見るも無残な有様です。
動揺を隠せない女性アシスタントの表情に思わず笑ってしまいました。

この時点で番組はまだ一時間以上もあって
営業上も編成上も、今さら他の番組に切り替えることは不可能です。
いったいどうするのか・・・ワクワクしながら見ていました。

番組前半の（と言っても３０分ほどですが）ハイライトを流したり
過去の隅田川花火の映像を引っ張り出したり
スタッフの涙ぐましい努力を思うとテレビに合掌したいほどでした。

苦し紛れとは言え・・・
花火の「俳句」を長々と紹介していたのには笑ってしまいました。
花火師のオヤジが憤懣やるかたないといった口調で
「この後片付けが大変なんですよ」とボヤいていた顔も印象的でした。（笑）

とうとう最後はこんな惨状になって・・・
祭り中継でこんな映像を見たのは初めてかも知れません。
気の毒とは思いつつ、不謹慎とは思いつつ、大笑いしてしまいました。

ゲストの中村獅童は沈鬱な表情で苦笑いするばかり。
どうしても沈黙がちになるスタジオで
唯一、樹木希林さんだけがハイテンションで笑い転げていました。
予定調和を嫌い、こういうハプニングやトラブルを何より嬉しがる人ですから
この人に明るさにずいぶん救われた感がありました。
さすが樹木希林です！

という訳で「涙と笑い」の花火中継は終了。
久しぶりにスペクタクル満点の番組を見せてもらいました。
テレビ画面を写真に撮ったのも初めてでした。
視聴率は意外によかったりして・・・（笑）

ついに「アラカン」だあ！

昨日は誕生日でした。
何を隠そう６０歳の還暦であります。
ついに、とうとう・・・「アラカン」となってしまいました。（泣）

赤いちゃんちゃんこは着ませんでしたが
赤いサルスベリの花が祝ってくれているようにも見えました。
しかし、それにしても、自分が還暦を迎えるとは思ってもみませんでした。

家族からバースデーカードと
ささやかなプレゼントもいただきました。
これからも頑張って働けという強いメッセージでしょうか。

鞍馬天狗のアラカン（嵐寛寿郎）はとうの昔に亡くなりましたが
現代のアラカンはまだまだまだ休めません。

で、還暦祝いはやっぱりビールでしょう！
家の近くの居酒屋でささやかに済ませました。

還暦は「本卦返り」と言って干支が一巡して元に戻ることだとか。
つまりもう一度、ゼロからの出発ということで
そう考えるとちょっと元気が出て来る気もしますねえ・・・

１２種類の野菜と豆のサラダ。
最近は健康を考えて酒のアテも野菜を多くとるようにしています。
ビールが多いのでその割には痩せませんが・・・

アボカドのお刺身です。
アボガドではなく「アボカド」なので、そこんとこよろしく！
みごとな「完熟」でネットリ、まったりと大変に美味しゅうございました。

と、ここまではよかったのですが・・・

最後のシメでこんなの食べてしまいました！
何気にメニューを見ていて、ちらっと目に入ったら
もうどうにもこうにも食べたくなって、誘惑に負けてしまいました。（笑）
うーん、こんな意志の弱いことでは
果たして「アラ還」の荒波を越えていけるかどうか・・・でも美味しかった！

赤いちゃんちゃんこより
やっぱり「赤いカメラ」の方が似合うような気がします。
これからもジョギングとヘタな写真で人生が楽しめたらいいなあ。
などと思いながら・・・

その夜は勝手に花火を上げました。
老けこまないでドンドン花火を上げてカンバロー！
６０歳のささやかな決意でした。（笑）