まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

お魚屋さんへお買い物

2015年07月31日 | 日記

散歩がてら魚屋さんに出かけました。
普段はショッピングセンターの魚屋を利用するのですが
本日は大通りの向こう側にある大型店へ。

ここはかなりデカイです。
日本中のほとんどの魚介類を揃えています。(?)
魚屋ではなく魚市場とわざわざ断っているところに自信が漂います。
「旬」という外連味のないネーミングもいいですね。



まずピカピカの鯵が目に入りました。
すでに夕方5時を回って大物は売り切れていたのが残念でしたか
シンプルに塩焼きなんかいいですねえ~



おお、アユですよ、アユ!
各地でアユ漁も解禁になってこれからがシーズンです。
鮎といえば四万十川が人気ですが
わがふるさと島根県益田市の高津川の鮎もうまいですよ!
と言いつつ、正直、鮎の味の違いはよくわからないんですよねえ。(笑)



沢ガニを置いている魚屋は結構めずらしいかも知れません。
から揚げにするとビールのアテに最高です!



ドジョウもいますねえ。
昔は田舎の田んぼに腐るほどいたものですが
この季節、汗をかきながら「どぜう鍋」もオツなものかも知れません。



立派な赤貝もありました。
銀座あたりの寿司屋ではビックリするような値段です。
私の田舎ではもう少し小ぶりの赤貝を
甘辛く煮てどんぶりに盛って食べるのが昔ながらの正月料理です。
ビールにもいいし、日本酒にも合いますねえ・・



つぶ貝のお刺身を買いました。
新鮮でコリコリしていて磯の香いっぱいで美味しかったです。
それと話題の「ホンビノスガイ」を使ったお吸い物に
高級「金華サバ」の味噌煮の缶詰を開けて
ちょっと豪華気分の夕食でした。
ホンビノス貝は別名「白ハマグリ」とも呼ばれるだけに
いいお出汁が出て最高のお吸い物でした。

魚屋なら、毎日、買い物に行ってもいいなあ・・・(笑い)

 


嗚呼、懐かしき学生寮

2015年07月30日 | 日記

ネットでニュースを見ていたら・・・
小さく「京大吉田寮の募集を停止」という記事が出ていた。
たかが学生寮がなぜニュースにと思われるが・・・



京都大学の吉田寮はすでに築100年以上。
日本最古の学生寮としてその名を今も天下に轟かせている。
かつては京大全共闘の拠点として「学生自治」のシンボルでもあった。
残念ながら私は京大生ではなかったが友人に寮生がいて
学生時代は足繁く通ったものである。



ご覧の通りの木造の二階建てで
もはや古色蒼然という言葉を通り越して「遺跡」に近い。
昔はこのシュロの木の下で、深夜、よく立小便をしたなあ・・・(笑)
私の大学にも寮は三つほどあったが常に満員状態。
吉田寮にはずいぶんお世話になった。



看板の文字もただごとでない雰囲気を漂わせる。
かつてはさまざまな団交が繰り返され
ヘルメット姿の学生たちが集結し、シュプレコールの怒号が響いた。
吉田寮は京都における学生運動の中心で
同志社大生や立命館大生など基本的に出入り自由であった。



私の友人の部屋もこれと同じ惨状だった。(笑)
寮に個室はなく全員相部屋だったが
とにかくよく酒を飲んだ、よく議論をした、よく歌も歌った。
寮生の中に京大応援団のメンバーもいて
彼の号令一下、旧制三高以来の伝統である寮歌も歌った。

  ♪   紅萌ゆる 岡の花 早緑に匂ふ 岸の色

   都の花に嘯(うそ)ぶけば 月こそかかれ 吉田山 (三高寮歌)

すっかり京大生気分であった。(笑)



その吉田寮は今や「耐震基準を著しく」下回っていて
大学側は建て替えのため自治会に寮生の新規募集の中止を通告して来た。
寮生たちは「学生自治」をタテに反発しているようだが
なにせ100年をこえる木造建築だけに補修で事足りるとは思えない。
今度、大きな地震が来たら人命にも関わるだけに
とりあえず建て替えて、この寮は「京大遺産」として保存したらどうだろうか。
京都で学生時代をすごした人間としての提案である。

ああ、懐かしき学生寮の行く末に幸あれ・・・

 


瑞穂の国

2015年07月29日 | 日記

滋賀県に住む友人がFacebook に
稲穂が色ずく近江米の田圃の写真をUPして
コメントに「日本は瑞穂の国です」と綴っていました。



その「瑞穂の国」という古めかしい言葉が新鮮で
そうだよなあ、日本はお米の美味しい国なんだよなあ、と思わず納得。
こちらは公園に設けられた「体験学習用」の田圃ですが
照りつける夏の陽射しの下で、すくすくと元気に稲が実り始めています。

TPP交渉もハワイでいよいよ最終局面を迎えるようですが
米の輸入枠に関しても米国の要求枠とは隔たりは大きく難航が予想されます。
結局、最後は「丸のみ」なんて事態になるのがオチでしょうね。
TPPに関しては日本にまったくメリットはありません。
農業だけでなく医療や保健分野、知的財産権などすべてアメリカ主導で
経済成長どころか、雇用を奪われ格差は拡大するばかり。
集団的自衛権もまったく同じ図式で
戦争も含めて、もはや「アメリカ追随」は亡国の道でしかありません。
どうしてそれがわかからないのか・・・



人間がいきり立ってもトンボはわれ関せず。
瑞穂の国の田圃を気持ちよさそうにスイスイ飛び回っています。



トチの木の下には早くも秋の実りが・・・



こちらも秋の実りですが・・・
ちょっと気が早いかも知れませんねえ。(笑)



鳴き続けるセミのように
原発もTPPも集団的自衛権も全く与り知らぬように
生きて行けるならいいのですが・・・

日本がいつまでも変わらず
「戦争をしない国」「お米が美味しい国」であって欲しい。
なんて柄にもなくシンミリしてしまいました。



歌麿の美人画のついでに・・・

2015年07月28日 | 日記

先日、江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿の
肉筆美人画が新たに発見されて話題になりました。
肉筆というのは版画ではなく自らの筆で描いた直筆という意味です。



一目見てビックリでした。
墨一色で描いた美人画なんて見たことありません。
しかも、真正面を見据えた構図も珍しくて見たことありません。
墨の濃淡だけでこれだけの優美さと存在感を出せるのは歌麿ならではの力量で
「これは世紀の新発見だ!」と興奮してしまいました。



作品は「花魁と禿(かむろ)」と呼ばれる縦長の掛け軸で
着飾った花魁とお付きの幼女が描かれています。
絵の上部には歌麿と親交があったとされる戯作者・山東京伝の賛文があって
専門家は作風や署名から歌麿がスタイルを確立しつつあった
寛文2年~5年(1790~93)年の制作だと推察しているようです。



歌麿と言えば数々の傑作がありますが
やはり代表作はこの「寛政三美人」でしょうか。
当時、町で話題の三美人を描いた作品で中央が吉原芸者の富本豊雛。
手前二人が水茶屋の看板娘で右が難波屋おきた、左が高島屋おひさと言われています。
浮世絵美人はどれも同じ顔と言われますが
吊り目がちのおきた、つぶらな瞳のおひさなど
個性の描き分けが歌麿の特徴で「人格までも描き分ける」と言われました。



それにしても素晴らしい作品だと思います。
肉筆美人画というのは大量印刷の版画と違って「個別発注」ですから
ギャラも高く、浮世絵師も高価な絵の具を惜しげもなく使って
極彩色の作品を描くのが普通なのですが、なぜ墨一色の美人画だったのか!
私はそこにこそ歌麿の歌麿たる由縁があると思うのですが
今後の研究に期待したいと思います。

そこで私も歌麿にちなんで・・・



新たに発見されたスケッチを発表します!
先日、押入れのガラクタの中から見つかった20年近く前の旧作です。
取材で訪れた四国八十八カ所の一番札所「霊山寺」の境内です。
お遍路さんの後ろ姿が「スルメイカ」にしか見えないのが残念です。(笑)
まだスケッチを始めて間もない頃で
屋根の瓦を描くのに相当、苦労した記憶があります。
歌麿の肉筆美人画はおそらく数千万の値がつくと思われますが
果たして私の新作はどうでしょうか・・・

どなたか買っていただけませんか、お安くしておきますけど・・(笑)


プール行って来ま~す♪

2015年07月27日 | 日記

今日は月曜日です。
昨日の日曜日は私の誕生日でした。
いつまでも余韻にひたっている訳ではありませんが・・



昨日はマグロを食べました。
鳥取沖を泳いでいたという生の本マグロです。
せっかく気持ちよく泳いでいたのにマグロにはとんだ災難でした。
人気の解体ショーは見逃してしまいましたが
久しぶりに「手巻き寿司」にして美味しく頂きました。
生の本マグロはやはり味が濃くて風味もあって別格の味ですね。

マグロ問題も考えようと思いましたが
食べることに忙しくてすっかり忘れてしまいました。(笑)



今日も朝から暑そうですねえ。
公園内のプールに行こうと思い立ったのですが
月曜の朝っぱらからプールに行くのは社会常識的にどうなのか・・・
ちょっと迷ってグズグズしています。(笑)



ネコジャラシが蜃気楼のようにユラユラと揺れています。
地表温度はすでに60度を超えていると思われ
吹いて来る風は熱風を通り越して「火炎放射器」のようです。
あ、あ、暑い、熱い・・・

一瞬、暑さのせいでネコジャラシが
木の上にワープ(瞬間移動)したのかと思いましたが
これはナンキンハゼでした。秋に真っ赤に紅葉するナンキンハゼの木。
これが「花」だそうですから世の中わかりません。
写真を撮っている間にもメガネが汗で曇り、顔中が汗まみれに・・・



やっぱり原稿は後回しにしてプールにします。
さっそく水泳パンツ探さないと・・
世間には申し訳ないと思いつつ・・・

プール行って来まーす!