まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

野鳥天国

2012年12月09日 | 日記

昼間はポカポカと小春日和。
昼から資料探しに自転車を転がして石神井の図書館へ。

途中、石神井公園の中を通る。
イイギリの真っ赤な実がまるで葡萄の房のようにぶら下がっている。
あちこちから鳥の声が聴こえてくる。

お馴染みの「シジュウカラ」だ。
とにかく動きが速くてなかなかピントが合わない。
お前は多動症か!言いたいぐらい落ち着きがないやつだ。

こちらは「ヤマガラ」くん。
その名の通り冬は山から里へ下りて来て餌をついばむ。
これも動きが素早くて後ろ姿しか撮れない。

おお、久しぶりに「コゲラ」を見かけた!
縦縞ならぬ横縞のユニホームでタイガースファンとしては親近感を覚える。
キツツキの仲間では一番体が小さい。

こんな風に木肌をコツコツと嘴でつついて
冬眠中の虫などを食べる。
ギーギーと壊れた自転車のブレーキのような声で啼く。

空から池に向かって滑空してくる「カワウ」を激写!
まったく関係ないが、昔、フィンガー5の「学園天国」という曲があった。
石神井公園はまさに「野鳥天国」である。

そのカワウがさっそく杭にとまって獲物を物色中。
昔、長良川で見た「鵜飼」を思い出す。

池はカモたちの天国である。
鼻先が赤いのは「バン」と呼ばれる鴨だ。
私は鴨を見るとすぐ「鴨鍋」や「鴨ロース」を連想してしまう。

石神井公園のアイドルがこのアヒルだ。
どこかの家で飼われていたのが逃げ出して野生化したのだろうか。
なんとも表情が可愛らしい。

この子も可愛らしかった。
水面に浮かぶ枯れ葉を取ろうと身を乗り出す子供を
お母さんが必死でとめていた。
うーん、きっと腕白坊主になるのだろうなあ・・・

私はとくに野鳥ファンでもないが
鳥たちが自由に飛び泳ぎ回っている姿を見るのは好きだ。
なにか気持ちがのびやかになって来る。
鳥になりたいとは思わないが、鳥のように生きたいとは思う。
バカなことを考えていたら、いつの間にか1時間も道草してしまった。
さあ、図書館、図書館!
 

と思って走り出したら・・・カワセミ発見!
しかし、遠過ぎて安物の望遠ではこれで精一杯だった。残念!