まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

ちはやふる

2016年02月29日 | 日記

そう言えば・・・
最近、映画を観てないなあと思いつつ
バイトの帰り道、豊島園のシネコンの前を通りかかりました。

お、お、これは広瀬すずちゃんではありませんか!
私に断りもなくいつの間に・・(笑)
どうやら彼女の新作映画が間もなく封切られるようです。
知りませんでした・・・
ん、この衣装はなんでしょうか?

広瀬すずちゃんと言えば
去年、日本映画の話題をさらったのが是枝監督の「海街diary」でした。
いい映画でした、すずちゃんの演技も素晴らしかったです。
数々の映画賞を総なめにし
綾瀬はるかや長澤まさみの女優陣も演技賞を独占でしたねえ。
何よりすずちゃんの存在感が光っていました。
そんな彼女の最新作とは・・・

「ちはやふる -上の句・下の句-」予告

なるほど「かるた」ですか・・
いかに素早く札を取るかを競う「競技かるた」というやつです。
ちはやふる・・は有名な小倉百人一首に出て来る
在原業平の和歌ですねえ。

  ちはやふる 神代も聞かず 竜田川 からくれないに 水くくるとは

確か古典落語の演目にもなっていて
「ちはやふる」という言葉の響きがなんとも優雅です。
意味はどうということのない歌ですが・・(笑)
広瀬すずちゃんの演技、今から楽しみです!

 


遠回りして帰ろ

2016年02月28日 | 日記

バイトが終わると
いつも駅から真っ直ぐに家に向かうのですが
昨日は気まぐれにブラブラと公園の中を散歩しながら帰りました。



時間にすれば10分ほどの遠回り。
朝の気忙しい気分とは違って大好きなメタセコイアの林を
のんびりゆったりと歩きます。
わが人生もずいぶん遠回りが多かったなあと思いつつ
ふと「遠回りの効用」などといった深遠なテーマを語ってみたいと思いましたが
うーん、特になかったですねえ。(笑)



夕方5時半の薄暮の時間です。
木々のシルエットが夕空に映えて幻想的です。
以前はもう真っ暗だったのにすっかり日が長くなりましたね。
同時に寒さが確実にゆるんで春近しを思わせます。
吹く風が気持ちいいです。



大阪でまた痛ましい車の暴走事故がありました。
原因は酒や薬物などではなく突然死だと言いますから悩ましい限りです。
事故があった梅田の新阪急ホテル界隈は遊び場でした。
若い頃からの馴染みの店も多くホテルにも何度か泊まったことがあります。
繁華街でとても車が暴走するような場所ではないのですが・・・

桜の木の先端がちょっとふくらんで来ました。
この陸橋の上から眺める満開の桜もなかなかいいんですよ。
そう言えばもううすぐ五年目の3.11です。
まだ8万人以上もの原発避難者がいる厳しい現実を無視するように
高浜原発3、4号機の再稼働が始まりました。
原発被災者を見捨てるような方針が次々と発表されると
この国がいかに人間味のない「冷たい国」かを実感します。
もう成長などなくていいから、成熟した国家であって欲しいと思います。



これはクヌギの木ですねえ。
五月にはみずみずしい若葉を枝いっぱいに茂らせて
ジョギングの恰好の休憩場になってくれます。
膝痛でそのジョギングをやめてもう一年以上が経ちますが
早く完治してもう一度走りたいですねえ。
遠回りでもいいから・・・

 


商店街ちょこっと散歩

2016年02月27日 | 日記

バイトの昼休みに
近くの郵便局まで出かけました。
確か商店街の真ん中あたりにあったような・・・



その名も「パステル宮の下」商店街です。
なにがどうパステルなのかはよくわかりませんが
パステル画のようなホンワカとした雰囲気の商店街かも知れません。
それにしても立派なアーチですねえ。



ご覧のようにありふれた商店街です。
商店街と言えば駅前から続いているというイメージですが
有楽町線の小竹向原からも東武東上線の常盤台からも1キロ以上離れていて
立地的にも決して便利とは言えません。
どこか忘れ去られたような不思議な雰囲気が漂います。



昼間なのでほとんど人通りはありませんでした。(笑)
寂びれているのかと言うとそうでもなく
生活に必要な品物はほとんど揃っていて便利そうです。
ただ、道幅が広くてアーケードがないせいか
商店「街」という雰囲気はイマイチです。



喫茶「アポロン」は凄いことになっていました。
枯れ果てたツタが全面に生い茂り
一瞬、お化け屋敷かと思ったほどでした。
確か半年ほど前に通りかかった時もこの状態でした。



一応、休業中の貼り紙はありますが
これでは「廃業中」と言った方がいいかも知れません。
要するにこういう廃墟のような店でさえ
何の違和感もなく共存している「気さくな」商店街と言うことでしょうか。(笑)



その廃墟に真っ赤なツバキが咲いていました。
人気がなく死に絶えたような場所でも
花は変わらず咲いて命を育んでいるのだなあ・・・
なんて妙なことに感心しました。



郵便局の用事を済ませた後
すぐ横の日当たりのいい公園でタバコを一服。
風は冷たかったけれど雲一つない本当にいい天気でした。
ふと見上げると・・・



ハクモクレンの蕾が大きくふくらんでいました。
中にはもう開きかけの蕾もあって「春近し」を思わせました。
散歩時間はほぼ三十分。
このままどこか遠くへ行ってしまいたいような・・・
旅心の衝動を覚えた散歩でした。

 


アホノミクス

2016年02月26日 | 日記

今日もまた寒そうですねえ。
冬枯れの公園で元気なのはヒヨドリだけです。
ピーピー甲高い声で鳴き回ってまことにうるさい限りです。



よく見るとつぶらな瞳が可愛くて
なかなかのハンサムボーイと言えなくもありません。
でも、ハッキリ言って迷惑です。(笑)
かの安倍首相もアベノミクスを掲げて颯爽と登場した当時は
なかなかのハンサムボーイで期待も高まりました。
しかし、今や本当に迷惑な存在です。



安倍首相の経済政策への批判が高まっています。
私もお掃除バイトを始めて以来、しみじみと肌で実感するのですが
景気などちっともよくなっていません。
アベノミクスは結局、円安と株高を誘導しただけで
GDPや実質賃金は一向に上がらず個人消費も依然として低迷したまま。
景気がいいのは中国人の「爆買い」だけです。
ついにはマイナス金利導入で庶民の貯金さえも危機に陥れています。
まことに迷惑な存在と言わねばなりません。



同志社大学の浜矩子教授は以前から
アベノミクスを「アホノミクス」と揶揄して激しく批判して来ました。
顔は怖いけど言っていることはまことに正鵠を射ています。
過去の成功体験に頼ったアベノミクスを「単なるバブル」と一刀両断し
「アナクロニズム」とまでこきおろしています。
中でも浜教授が最も問題にしているのが貧困や格差対策の軽視で
安倍首相を「人間に全く関心のない首相」と激しく批判し
景気回復は見せかけに過ぎないと看破しています。
実際、安倍政権誕生以来、貧困と格差は拡大する一方で
彼がいかに「人間味のない」首相であるかを如実に物語っています。



この人もアホノミクスの共犯者ですね。
日銀は今や一国の中央銀行という役割さえ放棄して
バズーカ砲か何か知りませんが
ただひたすら札びらを印刷し国債を発行し続けるだけの
国の「言いなり機関」になり果てました。
金融政策だけで景気が回復するなんて妄想に過ぎねえだろ!
思わず怒鳴りつけたくなります。(笑)



アオサギが枯れ木の上で獲物を狙っています。
見ようによっては世の中を睥睨しているようにも見えますねえ。
昔の天皇は山の上から世の中を見渡し
民のカマドから煙が上がっているかどうかを確認して
景気を判断したと言いますが
そう言う人間味のある大局に立った政治が必要ですねえ。
アベノミクスはアホノミクスに過ぎません。

 


コンドロイチン

2016年02月25日 | 日記

天気予報が・・・
キッパリとした口調で「暦の上ではもう春です」と言っていたのに
朝起きたら見事に冬に逆もどりでした。



都心では四度目の雪だそうです。
この季節こういうことはよくあることでとやかくは言いません。
暦の上では・・・という断りは
要するに「ホンネと建前は違うよ」ということなので
仕方がないと諦めるしかありません。



それにしても寒いです。
寒さのせいで持病のヒザがシクシク痛んでつらいです。
一昨日、薬局で「コンドロイチン」を買ってきて飲み始めたのですが
「即効性はありません。気長に飲んでくださいね」と
初老の女性薬剤師に言われた通り痛みはちっとも和らぎません。
コンドロイチンは7500円もしました。
こんなことなら病院に行った方がよかったなあと思いつつ
とりあえずお風呂に入ってあたためてます。



コンドロイチンは軟骨を再生するのに効果があって
膝痛などの「関節痛」にいいそうです。
同じような薬効の薬にクルコサミンというのもあるそうですが
二つがどう違うのかよくわかりません。
ヒアルロン酸という名前もよく聞きますが
これは間接には関係なくてもっぱら美容関係のようです。(笑)

どちらにしても・・・
体に「痛い」部分があるというのはいけませんね。
気分もユーウツですし、集中力も欠けて体の踏ん張りが利きません。
もともと性格的にも踏ん張りがきかないタイプですが
まあ、還暦を過ぎると人間誰しも痛いところの一つや二つはあるもので
痛みと上手に共存していくのが人生かも知れません。



世の中は「サプリ全盛」の時代だそうです。
私は今までその類の薬をまったく飲んだことがありませんし
スマホの「アプリ」も全く使えません。(笑)
そういった意味で言えばようやく世間並になったということで
これからは常に「サプリ」ケースを携帯して
あれやこれやと楽しく錠剤を選びをしながら年老いていくのでしょうか。

  名残り雪 サプリメントの 封をあけ  (杉作)