天高く 飛行機雲も 愉しげに♪
ウキウキするような秋晴れでした。
こういう日は「映画日和」だなあと勝手に思い立って
打ち合わせの前に映画館へ。
「世界の果ての通学路」
タイトルだけでも見たくなる映画ですよねえ。
劇場封切りが確か四月でしたか
評判を聞きながらもタイミングが合わずに見逃していた映画でした。
池袋の「新文芸坐」です。
パチンコ屋の3階というなかなかシュールな映画館でした。
ウィークデーの昼間なのに結構な入りで、ほとんどが中高年のオジサンでした。
せっかくですから予告編を・・・
映画「世界の果ての通学路」予告編
一時間ちょっとの短いドキュメンタリー映画です。
世界各地の「辺境」を舞台に学校に通う子供たちの通学風景を描いています。
何の演出もなく淡々と普段の日常を追っているだけですが
単なる通学路がこれほどドラマに満ちあふれているとは思いませんでした。
この子供たちとは比べようもありませんが
私も一年生の頃、山陰の山深い小学校に通学していたことがあります。
事情があって親元から親戚の家に預けられていた時期で
不安と寂しさに加えて、学校まで2、3キロという山道も子供にはつらく
途中、泣いてばかりいたような記憶があります。
このドキュメンタリーの中でも
足が不自由な兄の車いすを押して通学する兄弟が登場しますが
思わずウルウルと来てしまいました。(笑)
でも、通学路というのは「夢」に続く道なんですね。
どれほど貧しくても勉強は未来を切り開く「希望」の道なんですね。
ろくに勉強もしなかったボンクラ小学生だった私は
ただただ恥じ入るばかりでした。
ああ、もっと勉強しておけばよかった!