まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

秋の使者

2016年07月31日 | 日記

今年も「秋の使者」を見つけました。
と言っても、まだまだ青く
秋への長い道のりを思うと気が遠くなりそうです。

栗のイガイガは何のためにあるのでしょうか。
ヤマアラシの鋭いトゲは外敵から身を守るためなのでしょうが
果たして栗に外敵などあるのでしょうか。
こうやって掌に乗せているだけでもチクチクと痛いのに
うっかり踏みつけたりするともう・・・
自然界の「不可思議」を思わずにはおられません。(笑)

こちらも「秋の使者」です。
ついこの間、田植えが終わったばかりなのに
もう立派な稲穂も見えて来てその成長力には驚くばかりです。
今年はとくに成長のスピードが速いようで
そろそろ「精米機」を用意する必要がありそうですね。

うーん、「夏の使者」はうるさいです。
これが秋まで続くかと思うと、正直、ウンザリですねえ。
セミが一生懸命なのは仕方がありませんが
人間の一生懸命ほど始末に悪いものはありませんねえ。
ついこの間もADのピントはずれの一生懸命に
ムカついて声を荒げてしまいました。
こういうことをしているから世間を狭くするのでしょうね。

本日は都知事選の投票日です。
都政を刷新する新しい時代の「使者」は誰でしょうか。
まあ、都庁も名だたる官僚社会ですから
結局、誰がなっても一緒という考え方はありますが
やはりリーダーシップは大切です。
岩手で大赤字を出して行政手腕など全くない元知事と
すっかりボケてしまった老ジャーナリスト
崖から飛び降りた孤立無援のオバサンという図式ですが
個人的には上杉隆に一票をと思いつつ
うーん、そうなると選挙10連敗という不名誉な記録になるので
心は千々に乱れるオジサンなのであります。


日本の夏スシローの夏

2016年07月30日 | 日記

性懲りもなく
またまたスシローのネタです。
ブログネタに困ったときのスシロー頼みです。

本日のオススメは特選「貝づくし」です。
夏は貝が美味しい季節ですね。
と言いつつ、私はこのメニューの半分ぐらいしか食べられず
あとは息子の胃袋の中に消えました。
中では「つぶ貝」のコリコリした食感が抜群でしたね。



夏休みの突入したのに
スシローの店内は意外なほど空いていました、
この日も朝早くから汗まみれになって働いた自分への
ささやかなご褒美のつもりでした。

長崎県産の「剣先イカの山ワサビのせ」です。
ハイ、私、イカは大好物です。
剣先イカのもっちりした食感に山ワサビがツーンと来て
思わず涙が出ました。

サンマの「香味にぎり」です。
北海道の沖合ではもうサンマが泳いでいるそうです。
香ばしくて柔らかくて美味です。

瀬戸内の「太刀魚のあぶり」です。
サッパリした味のなかに独特の滋味があっていいです。
太刀魚漁を何度か取材したことがありますが
水揚げの時には銀色のウロコが朝陽にキラキラと輝いて
それはそれは美しい光景です。

土用の日も近いので
一足早く「ウナギ」も頂きました。
スシローの鰻は調理法に独特の工夫があるらしく
やわらかくてふっくらしていて本当に美味しいですねえ。
これでしっかり精をつけて今日も頑張ります!

もういい加減にしろ!
という読者のお叱りの声をあえて無視して
またまたスシローネタでした。(笑)

 


梅雨明け宣言

2016年07月29日 | 日記

待望の梅雨明け宣言です。
いよいよ本格的な夏に突入します。
今年の夏の暑さはもう十分にこたえていますが・・・

新宿のビル群も熱気にバテているようです。
結局、大した雨も降らず
すっかり干上がったダムの無残な姿が気にかかりますね。
頑張ってお金は節約していますが
これからは真剣に「節水」を考えないといけません。



暑い、暑い、とボヤきながらも
現実の世の中には背筋が凍りつくような事件があって
何やらうすら寒いような気分になります。
障害者など抹殺すればいい!
などと真顔でうそぶく26歳の若僧が
障害者施設で将来を嘱望されていたというパラドックスを
いったいどう理解したらいいのか・・・
あれは明らかにナチス時代のヒトラーの思想で
社会の役に立たない人間への偏見
限りない「憎しみ」と「殺意」に慄然としてしまいます。
頭がおかしい人間と簡単に片づけてしまうには
あまりにも影響が大きい事件ですね。

グランドの上に広がる夏空を見上げていると
バテ気味の私も妙に元気が出て来ます。
そう言えば、今年も「甲子園の夏」が始まりますねえ。
わが郷里・島根県からは出雲高校がみごとに初出場を果たしました。
私の実家のすぐ裏手にある県内でも有数の進学校で
親戚・知人にも多くの卒業生がいます。
まあ、公立高校が甲子園で勝つのは至難の業とは言え
せめて一勝はして欲しいですね。

最近はどうも気持ちが塞ぎがちですが
暑さに負けずに
心の方も「梅雨明け宣言」と行きたいものです。

 


母と子の笑顔

2016年07月28日 | 日記

ブランコの母子を見かけました。
幼稚園であった出来事を熱心に話す娘さんの笑顔と
それに大きく相槌を打つお母さんの慈愛。

こういう微笑ましい光景を見かけると
大して子供好きでもないのについつい見とれてしまいます。
ああ、いいなあ、幸せそうだなあ・・・
こっちまで頬がゆるんで来るから不思議なものです。
誤解と偏見を恐れずに言えば
この世に子供の笑顔ほど美しいものはないと思いますねえ。
さらに言えば母と子の無邪気な語らいほど
心あたたまる慈愛の光景はないように思いますねえ。
むくつけきオヤジだとこうは行きません。(笑)

道端で向日葵の母子を見かけました。
この季節、夏の太陽に向かって元気に咲く向日葵を見ると
決まって「笑顔」を連想してしまいます。
まあ、ひまわりの気持ちまでは忖度できませんが
決してクヨクヨしないその笑顔は
徹底したプラス思考の花のような気がします。

母親はちょっとうつむき加減で
見ようによってはちょっと憂いをおびた表情にも見えます。
わが子をやさしく見守るお母さんですね。
それに比べて子供は・・・

これはもう満面の笑顔ですねえ。
まだ背丈は低いものの見るからに元気いっぱい!
結局、笑顔は命の「輝き」なんですねえ。
これから長い夏、持ち前の笑顔で太陽に立ち向かうのでしょう。

最近、ちょっと笑顔を忘れている自分に気づきました。


神仏に手を合わせる

2016年07月27日 | 日記

自転車で街を走っていると
いたるところに小さな祠やお地蔵様が建っています。
その数の多さにちょっと驚くほどです。

これは「庚申塚」ですね。
庚申信仰は日本に古くから伝わる民間信仰の一つで
延命長寿にご利益があると言われています。
ガードレールの脇に押しやられてちょっと窮屈そうですが
仏前に花が絶えたことがありません。
地元の人たちが代々、大切に守って来たのでしょうね。

こちらは不動明王です。
真言密教など修験道で信仰される大日如来の化身ですね。
実にいかめしい立派なお顔をしておられます。
こちらは花を手向けるだけでなく
塚そのものが植栽されて四季折々に花が咲き競います。
間もなく朝顔が咲きそうですねえ。



こうした路傍の仏様を見るたび
ごく自然に手を合わせるようになったのは最近のことです。
若い頃は「宗教」のあり方に疑問を持ち
神仏に頭を下げることさえ拒否した時代がありましたが
最近になってようやく大人になりました。
人間は自分で生きているのではなく「生かされている」という
宗教的な概念を自然に受け入れられるようになった・・・
と言えばカッコいいですが
やっぱり年を取ったせいでしょうか。(笑)



水子地蔵にも線香の煙が絶えません。
この世に生まれることのなかった命への切ない思い。
宗教の根源にあるのは人間の「命」に対する尊厳の筈ですが
その宗教の名のもとに戦争やテロが絶えず
地球上に憎しみが増幅する現実をどう考えたらいいのでしょうか。

神仏に手を合わせる。
生かされてあることに心から感謝を捧げる。
そのささやかな「祈り」さえ通用しない時代になったのか
路傍の仏様に聞いてみたい気がします。