まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

冬うらら新宿御苑

2012年01月19日 | 日記

午後から長ーい会議があるので
ちょっと早めに出て新宿御苑で事前リフレッシュ。

とにかく広い。
東京に出て来て最初に訪れた時は
都内の、しかも新宿のど真ん中にこんな空間があることが驚きだった。

桜の季節は(これ桜の枝だよ↑)大変な人出になるが
今は訪れる人もまばらで、園内は深閑としている。
でも、昨日はめずらしくポカポカ陽気で、とても気持ちがよかった。

大好きな「スズカケ」の木を見上げた。
葉をすべて落とした枝がアメーバのように空をのたくっている。
白樺に似た木肌が好きなんだなあ・・・

池には薄氷が張っている。
太陽の照り返しでモザイク模様が浮かび上がる。

枝垂れ桜の木が毛細血管のように伸びている。
春には絢爛たる花をまとっで訪れる人を楽しませるんだろうな・・・

カメラ女子発見!
どんなカメラかなあ・・・と思って覗きこんだら睨まれた。

スケッチ男子も発見!
どんな絵かなあ・・・と思って覗きこんだら隠された。

こちらは不倫男女??
あまり興味がなかったのでやり過ごした。



うららかな陽射しの中で「スイセン」が揺れている。
花の少ない季節だけにホッと心が和む。
でも、よく見るといろいろと花が咲いているではないか。

こちらは「ロウバイ」の清楚な花姿。
すずやかな甘い香りを二度、三度と吸いこんで陶然とした。



これは「ツワブキ」の花。
あとで調べたら「艶のあるフキ」という意味で名前がついたらしい。
そうか、でも、フキはちょっと苦手なんだよなあ。

オーイ、桜も咲いているぞ!
ピンク色の蕾が食べてしまいたいほど可愛い。

新宿御苑で一番好きなのがこのNTTのタワービル。
なぜか「自然」と「人工物」が調和している風景に興趣をそそられるのです。
ビルだけでも、森だけでも味気ないけれど
それが一つになると俄かに「風景」としての造形美を発揮する。
そんなことを感じるのは俺だけかな・・・・

池のほとりのベンチで会議の資料を読もうとかと思ったが
しばらく考えてそんな無粋なことはやめた。
せっかくのリフレッシュの時間なんだからもったいない!
以上、一時間の新宿御苑散歩だった。
どうですか、皆さんもフラリと出かけてみては?